映画・テレビ

2014-07-10

『燃えろ! 新日本プロレス エクストラ 猪木VSアリ 伝説の異種格闘技戦』 試合から38年を経て初のDVD化! 懐かしい世紀の一戦

燃えろ! 新日本プロレス エクストラ 猪木VSアリ 伝説の異種格闘技戦 【初回入荷限定特典付】 [分冊百科]

あれから38年、やっとあの伝説の一戦「猪木VSアリ」ノーカット版DVDが発売された。「燃えろ! 新日本プロレス エクストラ 猪木VSアリ 伝説の異種格闘技戦」という集英社のムックで。しかも¥1,728円という値段で。

うーん懐かしい。あの頃を思い出しながら、香港で一人夜中に芋焼酎の湯割りを片手にリモコンボタンを押した。

1976年6月26日(土)。その日、午前中で授業が終わった高校2年生のオレは、この世紀の一戦のTV中継を観れないジレンマを感じていた。学校の生徒会の用事があったため、どうしても昼からの放送に間にあわない。夕方家に帰り、(確か)PM8:00からの再放送を待ったオレ。

この「世紀の一戦」まで、当時のオレらプロレス・ファンはどんなに期待して待ったことか。オレの通った男子高でもこの話題で持ち切り。我らがアントニオ猪木が、現役のプロボクシング世界ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリと試合をする!猪木が提唱していた「プロレスこそ最強。King of Sportsだ」を証明する時が遂に来た。つかまえちまえばこっちのもの。あの世界一有名なチャンプを猪木がバックドロップでマットに叩きつけて勝つんじゃないか?当時、純粋にプロレスは「八百長ではない」と信じていた(童貞の)オレは、猪木の勝利を確信していた。

普段は大試合の後しか買わない「大阪スポーツ」を、なけなしの小遣いで、試合前の一週間ほど毎日買っていたオレ。それを読んでいたら、だんだん不安になってきた。それというのも、「アリ側がルール変更を要請」なんていう見出しが日々多くなってきたから。そして試合前にわかったことは、猪木は(はっきりと覚えてないが、確か)ドロップ・キック等の立ったままの上半身へのキック(ひざも含む)の禁止、タックル、ひじ打ち、頭突き、チョップの禁止、それに寝技も何十秒以内等々、およそプロレスの技を封印しなければならないルールで戦わねばならなかったということ。

「これでどうやって戦うんじゃ?」新聞を見ながらオレは思った。相手は、圧倒的に不利と云われたが、ヘビー級史上最強のパンチャーだったジョージ・フォアマンをKOし「キンシャサの奇跡」を成し遂げたモハメド・アリだ。一発パンチをもらったら、猪木の「ペリカンのあご」は砕けちまうだろう。さあ、猪木、どうやって戦う?

不安と興奮が入り交じった気持ちの中、「世紀の一戦」第1ラウンドのゴングが鳴った。猪木は脱兎のごとく走っていく、そしてアリの左足めがけて中腰で蹴りをいれる。そして、寝転んだまま、「来い、来い」と手招きする。
オレは「よしっ!」と膝を打った。驚いた。あのルールの中、これ以外ない戦法ではないか!さすが猪木!興奮した。これなら、アリのパンチは当たらないし、倒してしまえばなんとかなるじゃないか!

ラウンドが進んでいく。猪木は同じ戦法で、アリの左ひざを狙っていく。アリは、「INOKI, GIRL!(猪木、おめえは女の子か!)」「INOKI, COWARD(この臆病者!)」と罵声を浴びせ、立って戦うように要求する。
後半アリも疲労の上、みみず腫れになった足の痛みからか、言葉も少なくなり、これといった盛り上がりもないまま、15ラウンド終了のゴングが鳴った。

結果は両者引き分け。次の日のTV、新聞・週刊誌は殆ど全て「世紀の茶番」といった論調だった。だが大阪スポーツ(東京スポーツ)だけは「史上に残る名勝負」と書いてあったように思う(それは主催者という事情もあったろう)。オレは日記に「面白い試合ではなかった。真剣勝負過ぎた‥」と書いた。(試合当日ルールを正式に発表しなかったのもこの試合の評価を下げた大きな要因と思う。一説にはアリ側がルールを公表させなかったとも聞くが。)

試合から数十年が経ち、”異種格闘技戦”という名称が”総合格闘技”にかわってから、この「猪木VSアリ」の評価が変わった。世の中がやっとこの一戦の、リアルファイトの〈凄さ〉に気がついたのだろう。

今回38年振りにこの試合を見て思ったことは、「やっぱりフラストレーションの溜まる試合だった」ということ(笑)。第6ラウンドで、猪木はアリを倒すことに成功し、ひじを一発お見舞いした。本気で抗議するアリのセコンド、アンジェロ・ダンディ。レフェリーはブレイクを命じ、猪木に注意する。ここは唯一のチャンスだった。アリも、数回ジャブが猪木をとらえるが、ストレートもフックも打てなかった。
踏み込めない二人。それは恐怖心だったのか。たぶん、ボクシングとプロレスの神様が日本武道館のリングに降りてきて、二人に試合をさせなかったんじゃないか?それはお互いの〈世界〉を守るために必要だったんじゃないか?今回見てそんな気がした。

このムックはDVD2枚組。試合前のアリ、猪木の計量や記者会見等が入ったDisc1は、試合直前の「水曜スペシャル」もある。今見ると格闘技をよくわかってない通訳でイライラする。Disc 2はノーカットで伝説の一戦を収録(87分)。だが、確か石坂浩二がゲストに来てたんだが、その声が入ってない。
カール・ゴッチがセコンドにいたことを忘れていた。心強いが、インターバルでも何も猪木に指示しない。猪木はたった一人で戦っていたのだ。

現在の総合格闘技を見慣れた若い人にはこの試合に至るまでの興奮もなく、ただ「伝説の一戦」として冷静に見れると思う。はっきり言って面白い試合ではない。だが緊張感は半端ない。明確なルールが現在に至るまでどこにも明示されていないが、手足を縛られたような状態で戦わなければならなかった猪木(足しか攻められなかった)と、試合後ホテルのエレベーターで倒れてしまったほどのダメージを受けながら、最後までリングに立っていたアリの「男」としてのプライドを感じ取ってほしい。

このDVDムックは、紛れもなく日本の格闘技史上に残る歴史的な一戦の記録である。

「燃えろ! 新日本プロレス エクストラ 猪木VSアリ 伝説の異種格闘技戦」(2014年6月26日発売)

10-Jul-14-Thu by nobuyasu

B00KG4S6BA 燃えろ! 新日本プロレス エクストラ 猪木VSアリ 伝説の異種格闘技戦 【初回入荷限定特典付】 [分冊百科]
集英社  2014-06-26

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4167753650 完本 1976年のアントニオ猪木 (文春文庫)
柳澤 健
文藝春秋  2009-03-10

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2014-05-23

「寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま」 佐藤利明 著 + CD 「男はつらいよ 寅次郎音楽旅〜寅さんのことば」

寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま
寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま

佐藤利明さんの著書「寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま」は、「男はつらいよ」ファンはページをめくるのがとても楽しい粋な本である。そして、同コンセプトで発売されたCD「男はつらいよ 寅次郎音楽旅〜寅さんのことば」は、その本に書かれたセリフをそのまま聞けて、かつサントラが聴けるという、これも粋なCDである。

このCDをかけて、この本を読む。どっぷりと寅さんワールドにひたる。そうすると、海外暮らしの身には「銭さえあれば、私は今すぐにでも土産を買い込んで故郷へ帰りたいのでございます」という心境になるのだ。

男はつらいよ 寅次郎音楽旅~寅さんのことば~
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2011年4月に始まった文化放送ラジオの「みんなの寅さん」。当初は朝の吉田照美さんの番組内の1コーナーだったが、その後独立した番組となり、2014年4月からは「新・みんなの寅さん 」として毎週日曜日夕方17:00〜17:27 に放送中である。そのパーソナリティを務める"寅さん博士"こと娯楽映画研究家・佐藤利明氏が、東京新聞、中日新聞、北陸中日新聞の夕刊へ連載していたものを一冊にまとめたものが「寅さんのことば 風の吹くまま 気のむくまま」。そして、その本で紹介された「寅さんのことば」をオリジナル音源で収録し、かつ山本直純氏のサントラが聴けるのがこのCD「男はつらいよ 寅次郎音楽旅〜寅さんのことば」なのである。

おなじみのセリフを読んで、それを聴けるのは楽しいもんである。
「よお、備後屋、あいかわらずバカか?」
「それを言っちゃおしまいよ」
「俺か?恋をしていたのよ」
「おまえと俺とは別の人間なんだぞ。早え話がだ、俺が芋食って、おまえの尻からプッと屁が出るか!」
「おい、まくら、さくらとってくれ」(おいちゃんのセリフ)等々。

このCD「男はつらいよ 寅次郎音楽旅」は映画同様シリーズとなっており、これも佐藤利明氏(プロデュース&コンセプト)の労作である。

男はつらいよ 寅次郎音楽旅~寅さんの“夢”“旅”“恋”“粋”~
男はつらいよ 寅次郎音楽旅~寅さんの“夢”“旅”“恋”“粋”~

「男はつらいよ 寅次郎音楽旅〜寅さんの"夢””旅""恋””粋”」は「男はつらいよ」全48作品の中で使用された〈天才〉山本直純作曲のもの、及びクラシック作品の音源をそのまま収録した2枚組。

男はつらいよ 続・寅次郎音楽旅~みんなの寅さん~
男はつらいよ 続・寅次郎音楽旅~みんなの寅さん~

「男はつらいよ 続・寅次郎音楽旅〜みんなの寅さん」は、文化放送のラジオも始まり、上述のCDに未終録の音源と、ラジオでBGMとして流したものを収録した"続篇”。2枚組。

男はつらいよX徳永英明 新・寅次郎音楽旅
男はつらいよX徳永英明 新・寅次郎音楽旅

「男はつらいよ×徳永英明 新・寅次郎音楽旅」は、第42作目以降、満男(吉岡秀隆)と泉(後藤久美子)の「恋のテーマ」となった徳永英明さんの名曲がフィーチャーされたコラボアルバム。

もうこの4作品の「寅次郎音楽旅」CDを持っていれば、寅さんの音源はほぼ自分のものに出来たことになる(と思う)。我が家で「寅さんワールド」に浸るには最適なシリーズである。これを聴いていると、「じゃあまた夢の続きを見るとするか」という気になる。

このオレンジ色のカバーの「寅さんのことば 風の吹くまま 気の向くまま」が出版された時、友人でもある著者の佐藤利明さんから、上野の焼肉屋でご本を受け取った時、「ほら見て、左上の寅さんの絵がパラパラ漫画になってるんだよ」と嬉しそうに教えてくれたのを思いだす。ぜひ皆さんも手に取って見てみてください。

てなことで。

23-May-14 Text by nobuyasu

4808309823 寅さんのことば  風の吹くまま 気の向くまま
佐藤利明
東京新聞出版局  2014-01-20

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2014-04-14

第三十三屆香港電影金像獎(第33回香港映画賞) The 33rd Hong Kong Film Awards (2014)

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2014年4月13日(日)PM07:55から3時間30分、第33屆香港電影金像獎 "The 33rd Hong Kong Film Awards"の授賞式がTVBで生中継されたので楽しんだ。

結果的に王家衛(ウォン・カーウァイ)の『一代宗師』(グランド・マスター)"The Grand Master"が主要部門をほぼ独占して(12部門)終わったので、式自体はあまり盛り上がらないものだった。

作品賞、監督賞、主演女優賞(章子怡/チャン・ツィイー)、助演男優賞(張晉/マックス・チャン)、脚本賞、撮影賞、編集賞など『一代宗師』が受賞。ウォン・カーウァイは、脚本賞の際、スピーチで「脚本賞は初めてもらった」と話し、監督賞の時は「1994年の『重慶森林』(恋する惑星)"Chungking Express"以来だ」と話し、作品賞の時は「クンフーも映画制作も"信念"を持ってやれば必ず出来る」と話していた(←だって、撮影に4年もかけたんだもーん)。他の受賞者もウォン・カーウァイに多謝(トーチェ!)を連発。もう、〈王家衛〉のためのショーだわな(笑)

授賞式で一番盛り上がりを見せたのは、流れ的に主演男優賞は『一代宗師』の梁朝偉(トニー・レオン)に行くだろうと思いきや、『激戰』"Unbeatable"の張家輝(ニック・チョン)が取った時。この作品で、彼はマカオで開かれるMMAのアルティメット戦士を演じたのだが、試合のシーンなどはホンモノに近い臨場感で、受賞も納得である。

スピーチ途中で、カンペを出して、下手くそな「サウンド・オブ・サイレンス」を歌いだすニック・チョン。これは、映画の中でこのサイモン&ガーファンクルの名曲が効果的に使われていたから。だが、途中から歌えず、ファイティング・ポーズでごまかしたニック(笑)

余談だが、このニック・チョンの昔からの友人という香港人の話を人づてに聞いたことがあるが、ニックは「若い頃本当にワルかった」んだと。あの怖い人相も、身体もホンモノなんだと納得(笑)

ぼくは、実はこの『激戰』が気に入っていて、『一代宗師』よりこっちに取って欲しかったが、世界的なセールスをみても、『一代宗師』に作品賞を渡す方が〈箔がつく〉のもわかる。

考えたら主演男優賞を逃した梁朝偉(トニー・レオン)と黃秋生(アンソニー・ウォン)は、共に葉問(イップ・マン)を演じてたんだな。映画的には『葉問-終極一戰』"Ip Man - The Final Fight"の方がおもろかったけどね(笑)(←『一代宗師』はアートだったからな)

そんな(受賞出来なかった)彼らや古天樂(ルイス・クー)に向かって、作品賞のプレゼンターで出て来た成龍(ジャッキー・チェン)が、「私は52年間映画に出てるけど、この香港映画賞もらってないよ」と叫んでた。これは慰めてんのか、不満をぶつけたのか?ジャッキー・チェン!?

てなことで。

(第33回香港映画大賞受賞者リスト)

第33屆香港電影金像獎 The 33rd Hong Kong Film Awards (2014)
Sunday, 13-Apr-14 PM07:55 - 11:35 TVB

14-Apr-14-Mon by nobuyasu

2013-02-05

「ジャンゴ 繋がれざる者」Django Unchained クエンティン・タランティーノ × ジェイミー・フォックス/レオナルド・ディカプリオ/クリストフ・ヴァルツ

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クエンティン・タランティーノ脚本・監督の新作映画「ジャンゴ 繋がれざる者」"Django Unchained" である。香港では2013年1月17日から公開になった(III指定/18禁)。タランティーノ・ファンであるぼくには待ちわびた映画で、またしてもタランティーノ・ワールドを満喫してきたのであった。

タイトル・バック。「続・荒野の用心棒」('66)のテーマ曲「Django」がかかる。ぼくは、棺桶を引っぱりながらフランコ・ネロが出て来ると錯覚したが(爆)、横長画面に赤い文字で書かれたタイトルに、黒人の姿が映る。背中に無数の傷があり、鎖に繋がれた男たち。そこへドイツ人の歯医者だと名のるドクター・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)が通りかかる。「この奴隷の中にブリットル兄弟を知ってる者はいるか?」数人の中で、一人の黒人が知っているという。彼の名はジャンゴ(ジェイミー・フォックス)。シュルツはジャンゴを買い上げ、売人を撃ち殺す。なぜなら、彼は歯医者とは名ばかりの賞金稼ぎだったのだ。ジャンゴの助けも借り、賞金稼ぎに成功したシュルツは、今後も自分に協力してくれる代わりに、ジャンゴと離ればなれになった妻ブルームフィルダ(ケリー・ワシントン)の救出を約束する。

妻が売られた農場の主キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)は、紳士のように見えるが、じつは”マンディンゴ・ファイト”と呼ばれる、農場の黒人奴隷に殺し合いをさせ、それを見て喜ぶというサディスティックな男。シュルツたちはマンディンゴ・ファイターを探しているフリをして、彼の農場へと侵入していく…。

2時間45分もある長尺だが、まったく飽きさせないそのうまさに感心した。面白い!
アメリカの恥部といえる歴史をつまびらかにし(全て事実ではないにせよ)、エンタテインメントとして見せたタランティーノの手腕は評価されるべきであろう。

まぁ、相変わらずの銃声と共に血と肉片が飛び散る場面の数々。ラスト近くの銃撃戦は、痛みが伝わって来るほどの光景である。これぞタランティーノ版マカロニ・ウェスタンだ。

マカロニ・ウェスタンはご存知の通り、イタリアで作った西部劇のこと(アメリカではスパゲッティ・ウエスタンという)。そのマカロニ・ウェスタンの大ファンであるタランティーノが、本場アメリカでロケして作った西部劇。マカロニ・ウェスタンのプロットは、その殆どが「復讐もの」である。このタランティーノ版は、南北戦争以前の黒人奴隷の復讐劇。

もう劇中「ニガー、ニガー(黒人の蔑称"Nigger")」の大合唱である。こんな単語アメリカ映画で久しぶりに聞いた。かつて70〜80年代頃には、この蔑称が聞こえたこともあったが、現在では聞かれなくなった。70年代初頭の公民権運動の高まりで、映画もブラックスプロイテーションが生まれ、本作にも確実に影響を与えたであろう「マンディンゴ」('75)が製作され、テレビでは「ルーツ/Roots」('77)というアフリカ系黒人奴隷の半生を描いたドラマ・シリーズが、アメリカでも日本でもヒットした。

黒人が本当の意味で市民権を得、差別も(かつてほどは)なくなり、今はアメリカ合衆国の大統領は黒人である。そんな現代にこの蔑称をまき散らすのはある意味勇気がいることと思うが、それはそれ、タランティーノだもの。何でもアリである(笑)。
彼がスゴいのは、それを黒人にも言わせてるところ。 サミュエル・L・ジャクソン扮する農園主キャンディに忠実に仕える黒人スティーヴンは、白人のシュルツとやってきた"黒人"のジャンゴを客扱いすることを毛嫌いする。このジャクソンのメイクアップと、イヤーな感じの召使い役はこの映画の見所の一つ。

レオナルド・ディカプリオも、相当アブナい男を嬉々と演じている。彼は本当に巧い役者だと思うが、ハリウッドでは嫉妬からか、あまり賞らしい賞をもらえないのが不憫である。この役も、他の俳優がこれだけの演技をしたら助演男優賞ものだろう。

クリストフ・ヴァルツはこの映画で、ゴールデングローブ賞助演男優賞を得た。たしかに見事な演技だ。しかしドクター・シュルツ(Dr. Schultz)なんて役名はタランティーノがドラッグ・ストアで名前を考えたに違いない(笑)。彼はドイツ人で、ジャンゴの妻もドイツ系という設定は、タランティーノの前作「イングロリアス・バスターズ」('09)でドイツ人をメタメタにやっつけた贖罪からなのだろうか?なんて(笑)

出演者の中で、前半、バーの主人を演じてるのは製作者のハーヴェイ・ワインスタインじゃなかろうか?よく似てたけど。後半、タランティーノ自身も間抜けな奴隷の運び屋で登場。まーその太った姿(特に下半身)にびつくり。

タランティーノの映画の楽しみの一つに音楽がある。彼は既製のサントラや、ポップスを使うことを常としているが、今回もエンニオ・モリコーネはもちのロン、嬉しかったのは、冬の山で銃の練習をする場面でかかる「怒りの荒野」('67)のサントラ。中学生の頃、TVのゴールデン洋画劇場で観た感動が蘇り、心臓が高鳴ったゼ。
サントラ盤もhmvで購入したが、セリフ入りで、アナログ・レコードの針を置いた時の音や、盤に傷があった時の音などもわざと入れていて、そのこだわりがイイ。

「続・荒野の用心棒」(原題: "Django")の主役ジャンゴを演じたフランク・ネロも登場するのが嬉しい。ちとネタバレだが、楽屋落ちで面白いので彼のセリフを書いておく。

ネロ「名前は?」("What's your name?")
フォックス「ジャンゴ」("Django")
ネロ「綴りは?」("How do you spell")
フォックス「D-J-A-N-G-O。Dは発音しない」("D-J-A-N-G-O. The D is silent")
ネロ「知ってるさ」("I know")

主役のジェイミー・フォックスはかっこいい役どころで、良いのだが、ぼくは彼が捕まって宙吊りにされたシーンのふるちん姿が目に焼き付いて離れない。なんかそこに全部持ってかれた感じ(爆)

てなことで。

日本では2013年3月1日公開。

Django Unchained (2012)

Director : Quentin Tarantino
Cast : Jamie Foxx, Christoph Waltz, Leonardo DiCaprio
Duration : 165 mins

05-Feb-13-Tue by nobu

Django Unchained Django Unchained
Soundtrack

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B00APLO2OY ジャンゴ 繋がれざる者~オリジナル・サウンドトラック
サントラ
ユニバーサル インターナショナル 2013-02-20

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2013-01-30

「一代宗師/THE GRANDMASTER」 王家衛/ウォン・カーウァイ × 梁朝偉/トニー・レオン 章子怡/チャン・ツィイー

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香港映画界の巨匠 王家衛/ウォン・カーウァイ監督が、李小龍/ブルース・リーの師匠である葉問/イップ・マンの半生を描いた期待の新作映画「一代宗師/The Grandmaster」(2013年1月10日香港公開)は、カンヌ国際映画祭の審査委員長も務めた王家衛らしくただの功夫/クンフー映画で終わってはいない。

そのスローモーションも駆使したスタイリッシュな映像は正にアート!冒頭の雨の中の戦いのシーンだけでも魅了されてしまう。

これを観ると甄子丹/ドニー・イェン版「イップ・マン/葉問」は中学生向けに見えてしまうほど。大人向けの深い陰影の映像とドラマが続く。

だが、純粋にクンフー・アクション・エンタテインメントを期待すると期待ハズレだろう。

これはクンフー映画に名を借りた想いを通じ得なかった男女の話。

葉問の他の伝記映画(既に香港では3本製作されている「葉問」「葉問2」「葉問前傳」)では語られていないので、実話なのかどうかはわからないが、王家衛らしい切ない男女の恋愛感情が(実は)描かれているのだ。

ストーリーは、第二次大戦の混乱の中で、詠春拳の達人・葉問(梁朝偉/トニー・レオン)の半生を描いていくというもの。そして、そこに登場するのが、武術家の娘・宮若梅(章子怡/チャン・ツィイー)と、一线天(張震/チャン・チェン)。中国から香港へ渡り、戦前・戦後を生き抜いた武道家たちの話。

2時間10分。素晴らしい映像の連続に、まばたきもしたくないほど見惚れたが、面白いかどうかは別。現在・過去と飛ぶ構成もそうだが、字幕とナレーションの説明を入れ、単調なペースで映画は進む。

製作発表から7〜8年も待たされたからだろうか、映像は期待以上、面白さは中くらいかな?といったところ。

ところどころで説明不足か唐突な展開も感じたが、それもそのはず、オリジナル編集版は4時間あるというのだ。サイドストーリーも含め4時間全長版を観てみたい。けど劇場公開したら香港では熟睡する人続出かも?と思ったりして(笑)

特に説明不足なのが、張震/チャン・チェン演ずる八極拳の名手である刃物(Razor)というニックネームの武術家の話。チャン・ツィイーとの出会いも一瞬で、その後香港で理髪店を開くのだが、アクション・シーンは面白いのだが、なんのことやらよくわからず、これではただ<強いだけの散髪屋>である(笑)

チャン・ツィイーの話も仇討ちがメインとなる。馬三(張晉/マックス・チャン )との夜の駅での戦いのシーンでは、ホームを通過する列車が延々続き、一体何百両編成なんやねん!?と心の中でツッコミを入れた自分がいた(笑)

ま、それでも映画を見慣れた人(映画オタク)は必見です。

「グリーン・デスティニー」や「マトリックス」シリーズのアクション監督・袁和平/ユエン・ウーピンのワイヤーアクションによる功夫シーンも、美術や衣装、音楽(梅林茂も)含め素晴らしいから。

香港人の友人がこんなジョークを言っていた。
「なんでこの映画、撮影にこんなに時間がかかったか知ってる?(撮影期間3年)」
「だって、スローモーションばっかりだから!」
これ、映画観た人なら笑えると思うあるよ。

この映画、香港では「中文字幕」と「中英文字幕」の2種類で公開されており、何でだろう?と思ったら、梁朝偉/トニー・レオンのセリフは広東語。章子怡/チャン・ツィイーは普通語(中国語)でそれに答えるというけったいな作りになってた⁉  なんじゃこれ、であるが、どうも吹替版を作るのが(公開に)「間に合わなかった」のだと聞いた。王家衛/ウォン・カーウァイらしい話である(笑)

【追記】

公開後の監督・出演者の記者会見によると、4時間版には、公開作でカットされたチャン・チェンとツィイーの対決シーンや、2人が戦後の香港で再会する感動的なシーンも存在するとのこと。

4時間版の公開は、王家衛によれば「10年後くらいかな」だと。ガクッ!

香港での公開が終わる前にもう一度観に行こうと思っとります。2月にはベルリン国際映画祭のオープニング作品として上映される。日本でも公開は決定しているとのこと(時期は知りましぇん)。

てなことで。

一代宗師 The Grandmaster ザ・グランドマスター (2013)

30-Jan-13-Tue by nobu

2013-01-29

第19回(SAG)全米映画俳優組合賞 2013 19th Annual Screen Actors Guild Awards

第19回(SAG)全米映画俳優組合賞2013の模様が、当地香港のFoxMoviePremiumでも生中継された(2013年1月28日)。

当日ぼくはこの中継のことを忘れていて、9PMからの再放送を見ようと思っていたが、考えたらその日は日本からお客さんがあり、夕食をとらねばならず、結局帰って見れたのは助演男優・女優賞の後からだった。

受賞者は以下の通り(映画のみ)

助演男優賞 トミー・リー・ジョーンズ(「リンカーン」)

助演女優賞 アン・ハサウェイ(「レ・ミゼラブル」)

主演男優賞 ダニエル・デイ・ルイス(「リンカーン」)

主演女優賞 ジェニファー・ローレンス(「世界にひとつのプレイブック」)

ベスト・キャスト賞 「アルゴ」

アン・ハサウェイは、この勢いだとおそらくオスカーもとるんじゃなかろうか。喜ばしい傾向である。

ダニエル・デイ・ルイスがノミネートされたら(他の候補者は)勝ち目なし、とぼくはいつも思ってるのだが、今回もそうなった。オスカーもまた彼がとるのかと思うと、ちと新鮮味にかけるかな。

ジェニファー・ローレンスはゴールデン・グローブ賞に続く受賞である。勢いが増してきたね。この映画「世界にひとつの~」そんなにいいのか?観てみたい。

ベスト・キャスト賞は、いつも書いているが、この賞が俳優組合のものなので、作品賞なのだがこう呼ばれている。
それで「アルゴ」が選ばれたのはちと意外だったな。

「アルゴ」はゴールデン・グローブ賞も取ったし、アカデミー賞の大本命の「リンカーン」を脅かし始めた感じ。この作品で高い評価を受けたベン・アフレックは、受賞後壇上で「自分の力は何もなくて、この映画に携わった全ての人々が素晴らしかったのだ」と話した。

ベンは、アカデミー賞では監督賞にノミネートされていない。これはオスカー85年史の中でも4回目の珍しいケース。その<呪い>がどんな結果をもたらすのだろうか(笑)

今回嬉しかったのは、生涯功労賞(Life Achievement)をディック・ヴァン・ダイクが受賞したこと(プレゼンターはアレック・ボールドウィン)。今年87歳の彼は、古くはTVの「ディック・ヴァン・ダイク・ショー」や、「チム・チム・チェリー」を歌った映画「メリー・ポピンズ」、「チキ・チキ・バン・バン」で知られる、歌って、踊って、笑わせることができるエンターティナー。最近では「ナイト・ミュージアム」でミッキー・ルーニーと共演してたっけ。

「私はコックニー・アクセントで世界的に有名な男です」と言って笑わせる。実際は、英国生まれのジュリー・アンドリュースに「あなたのアクセントは全然違うわ」と言われていたというのに。

中三の娘がリビングにたまたま来て、「受験が終わったら『チキ・チキ・バン・バン』また観たいな」と話してて、親としては情操教育はうまくいったかも知れないとちょっと嬉しくなったのでした(笑)

てなことで。

19th Annual Screen Actors Guild Awards

29-Jan-13-Tue by nobu

2013-01-15

第70回ゴールデングローブ賞授賞式 70th Annual Golden Globe Awards

第70回ゴールデングローブ賞をNow TVで観る。
ドラマ部門の作品賞は「アルゴ」。監督賞もベン・アフレックが取って、ノミネートされなかったアカデミー賞に一矢報いた感じ。
ミュージカル・コメディ部門は、「レ・ミゼラブル」が作品賞、主演男優賞 ヒュー・ジャックマン、助演女優賞 アン・ハサウェイが取ってくれて個人的に嬉しかった。ひょっとしたらアン・ハサウェイはアカデミー賞も取るかもね。
今年はプレゼンターにクリントン元大統領、スタローンとシュワちゃんなどが登場。X-JAPANのYOSHIKIも授賞式のテーマ曲を作曲したので壇上へ。笑ったのはサシャ・バロン・コーエンがヒュー・ジャックマンのことを"ヒュー・ジャクソン"と言ったこと。「レ・ミゼ」の共演者なのにね。"ああ無常"
セシル・B・デミル賞のジョディ・フォスターはいささか緊張気味に同性愛をカミングアウトして、観客を驚かせ、皆を感動させた。
賞の主催者代表のおばあちゃんが、イケメンのブラッドリー・クーパーに"Call me, baby"と言ったのが可笑しかった。
全体的にちとおとなしめな授賞式でした。

15-Jan-13-Mon by nobu

2013-01-09

「LOOPER/ルーパー」

正月休みに香港へ戻っていた大学生の息子が見たいというので、Blu-rayを買って来て映画「LOOPER/ルーパー」を鑑賞。

ジョセフ・シモンズ(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、未来の犯罪組織の依頼で過去にタイム・トラベルしてくる標的を処理する殺し屋、通称「ルーパー」だ。しかしある依頼で処理することになったのは、30年後の未来からやってきた自分自身(ブルース・ウィルス)だった。未来の自分を殺せずに取り逃がしてしまったシモンズは、彼が標的にしている相手が30年後に未来の犯罪王「レインメーカー」となる幼い子供であることを知る。

ふむ、これは思っていたよりも面白くて泣けるSFアクションだった。30年後の自分に狙われる自分。低予算だが、アイデアが面白く最後まで楽しめた。テイストは「ミッション:8ミニッツ」に近いかな。ラスト切ない気分にさせるところもよく似ている。

男の子は気に入る映画だろう。木の切りかぶのある畑。男の子と住んでるワケありの母親を好きになる主人公。「ドライヴ」といい、この映画といい、どちらも「シェーン」がお手本なのだろう。

"若い映画作家は「シェーン」がお好き"ということがわかった次第(笑)。監督・脚本のライアン・ジョンソンの名前は覚えておこう。

LOOPER (2012)

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Sony  2012-12-31

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2013-01-08

「レ・ミゼラブル」"Les Miserables"

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ミュージカル映画「レ・ミゼラブル」"Les Miserables" は香港でもヒット中で、12月25日の公開から2週間後の日曜日も満員の盛況。

この映画の素晴らしさは、出演者が歌えるだけでなく、映像演技も出来る人を選んでるので感情が直接伝わってくるところ。

主演のジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマンはもちのろんだが、コゼットの母ファンテー二役のアン・ハサウェイの歌う"I Dream A Dream"はその切なさに涙が出た(中国語の字幕も画面左下に出て、ハサウェイの歌唱を邪魔しない心くばりがイイ)。このシーンがスゴいのは、ワンカットで撮っているところ。ここはこの映画のハイライトと云える。

ジャベール役のラッセル・クロウも味のある歌い方だ。彼のピカピカの革靴にはあの時代の役人のプライドが見てとれる。コミカルなサシャ・バロン・コーエンとヘレナ・ボナム=カーターは役得だろう(笑)。

2時間38分の朗々たる大作だが、だれないトム・フーバー監督の演出も見事。中三の娘も大感動の一作でありましたとさ。

Les Miserables (2012)

Director : Tom Hooper

Cast : Anne Hathaway, Hugh Jackman, Russell Crowe

Duration : 158 mins

08-Jan-13-Tue by nobu

B009ZYAGGK レ・ミゼラブル~サウンドトラック
サントラ ラッセル・クロウ エディ・レッドメイン アマンダ・セイフライド サマンサ・バークス ヒュー・ジャックマン アン・ハサウェイ イザベル・アレン サシャ・バロン・コーエン アーロン・トヴェイト ダニエル・ハトルストーン
ユニバーサル インターナショナル  2012-12-26

by G-Tools

2012-12-03

「テッド」"TED" マーク・ウォルバーグ+セス・マクファーレン+ミラ・キュニス

先日東京行キャセイ便で、映画「テッド」"TED"を観た。

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香港でも公開(2012年9月27日)されていたのだが、ぼくは観に行かなかった。ポスターを見ると主演のマーク・ウォルバーグとかわいいテディ・ベアがトイレで連れションしてる。なんというか、その辺のコメディだと思ったからである。あるいは、ビーバーのぬいぐるみと男(メル・ギブソン)の話「それでも愛してる」"The Beaver"のトラウマ(コメディに見せかけて実はシリアスな映画だった)があったからかも。

だが、このコメディ映画は、なんとも下品だが、出来の良い、アメリカの35歳以上のオタク男子の好きそうな作品だったのだ(笑)。

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友達同士でいじめられてる子にもいじめられる男の子ジョン。彼には友達がいなかった。8歳の時にクリスマスプレゼントでもらったテディベアのぬいぐるみ。夜一緒に寝るとき「本当に話せたらいいのに…」と語りかけたところ、次の朝、ぬいぐるみのTEDは話しだす。それ以来27年もの間、ジョン(マーク・ウォルバーグ)とTED(セス・マクファーレン)は親友として一緒に暮らす。やがてジョンにはウツクしい彼女が出来る。ローリー(ミラ・キュニス)は「TEDと離れられない?」と聞くが、ジョンは「それは無理」と突っぱねる。だが、やがて3人の生活もうまくいかなくなってしまう…。

別々の寝室でも、雷が鳴ると怖がって35歳のジョンとローリーのベッドへ転がり込み卑猥な歌を歌うTED。大人になってからは(TEDも一緒に成長しているので)このぬいぐるみは、水タバコを吸い、ビールを飲み、マリワナもやり、女も抱く不良と化しているのが可笑しい。

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親友同士の二人は、どこへ行くにも一緒。彼らのお気に入りのヒーローが「フラッシュ・ゴードン」というのがまた笑わせる。1980年製作の「フラッシュ・ゴードン」は「スター・ウォーズ」の大ヒットの後鳴り物入りで映画化された(だって、ディノ・デ・ラウレンティス製作だもん・笑)コミックを原作とした作品。まぁ、正直大味な映画で、60点の大作といえるが(クィーンの主題歌はよかった)、その主役フラッシュを演じたサム・ジョーンズと会う場面も大笑いさせてくれるのだ。

余談だが、当時「フラッシュ・ゴードン」のパロディで「フレッシュ・ゴードン」というのがあった。これはれっきとしたポルノで「こっちの方が出来が良い」と真面目に論評している友人がいたっけ(笑)

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彼女役のミラ・キュニス(「ブラック・スワン」)は、2012年の"最もセクスィーな女性”にアメリカの雑誌Esquireで選ばれたほどの美女。アメリカのおたくは彼女を見るだけで満足したんじゃなかろうか(俺も含む)。

タイトル・バックの"Everyone Needs A Best Friend"のジャジーな歌声が誰だろう?と思ったら、ノラ・ジョーンズ。後半、本物が登場して「TEDと寝た」というからこれも笑わせる。

セス・マクファーレン監督(TEDの声も)の作品は初めてだが、セス・ローゲンに声が似てて、作風もなんか似てる。現代のアメリカン・コメディは、こういった中年の男が笑って見れる映画がよく作られるように思う。日本でもいつまでたっても少年ジャンプを読むオトナが多いのと一緒なのかも知れないね。

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前半は、音楽も含め、まるで60年代のホームコメディ。後半は、オタク男子の好きなものいっぱい(下品な言葉も含め)のコメディ。ラストでちょっとほろっとさせ、見終わったらいい気分で帰れる映画である。デートには、うーん、向かないかも知れないが、こんな映画を一緒に観てくれる女子は「素敵だ」とおっさんのぼくは思うのでした。てなことで。

日本では、2013年1月18日より公開。

"TED" (2012)

Directed by Seth MacFalane
Starring Mark Wahlberg, Mila Kunis, Seth MacFalene, Som Jones
Duration 106 mins
03-Dec-12-Mon by nobu
【追記】監督・声のセス・マクファーレンは来年(2013年)のアカデミー賞授賞式の司会を務める。こーゆー品行方正でない人(つまり不良)がやるのは期待が持てそうだ(笑)

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