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2014-07-16

『グランド・ブタペスト・ホテル』 The Grand Budapest Hotel ウェス・アンダーソン監督の映像美とハイセンスなアートディレクション

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長いこと映画を見続けていると、誰に教わるわけでもなく、なんとなく「この映画良さそうだな」という匂いを感じることがある。最近、そんな映画通好みの『グランド・ブタペスト・ホテル』"The Grand Budapest Hotel"のことが気になっていた。香港では2014年3月20日から公開になっていたが、劇場では見逃してしまっていた。先日キャセイで日本へ行く時に機内で見れたので、赤ワイン片手に楽しんだのだった。

ウェス・アンダーソン監督は名のみ知っていたが、映画を見るのは今回が初めて。とても映像に凝った監督でぼく好みである。カメラのアスペクト比が、画面によって、1.33:1、1.85:1、2.35:1と分かれているのも面白い。特筆すべきは、この作品のアート・ディレクション。どの場面もすんばらしいセットで色合いも良い。ともかく映像が面白くって、これは映画通が騒ぐのもわかる。

1932年、グランド・ブタペスト・ホテル。コンシェルジュのグスタフ.H(レイフ・ファインズ)は、お客様へのおもてなしの一つとして、顧客であるマダム.D(ティルダ・スウィントン)と一夜を共にする。このマダムは80歳を超えたおばあちゃんだったが、自宅へ戻り何者かに殺されてしまう。グスタフは遺言により絵画「リンゴを持つ少年」を譲られるはずが、逆に遺族の息子ドミトリ(エイドリアン・ブロディ)から殺人の罪を着せられてしまう。グスタフは新人のベルボーイ・ゼロ(トニー・レヴォローリ)と彼女のアガサ(シアーシャ・ローナン)と共に絵を奪われないよう奔走するのだった。

どのシーンも映像として面白いのに、テンポも良くって、最後まで飽きずに眺めていられる。
出演者の顔ぶれも凄いしね。主役のコンシェルジュ役のレイフ・ファインズはオスカーあげても良いくらいだし、F・マーリー・エイブラハム、ジュード・ロウ、ウィリアム・デフォー、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、トム・ウィルキンソン、ハーヴェイ・カイテル、オーウェン・ウィルソンと芸達者揃い。この才能ある監督だから呼ぶことが出来たのだろう。

日本でも公開されているが(2014年6月6日より)、評判はどうなんだろう?
気取ったエセ文化人なんかが騒いでるかもね(笑)。面白い映画ではあるけれど。 

てなことで。

The Grand Budapest Hotel (2014)
Written and Directed by Wes Anderson
Cast: Ralph Fiennes, F. Murray Abraham, Adrien Brody, Jeff Goldblum, Edward Norton, Tony Revolori, Saoirse Ronan
Duration: 100mins

16-Jul-14-Wed by nobuyasu

B00JAQJNN0 The Grand Budapest Hotel [Blu-ray]
20th Century Fox  2014-06-17

by G-Tools

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