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2011年4月

2011-04-27

「ザ・カンパニー・メン(原題)」 The Company Men ベン・アフレック/トミー・リー・ジョーンズ/クリス・クーパー

Odoru2704115

今回東京へ出張した際、羽田行きのキャセイ機内で見たのが、映画「ザ・カンパニー・メン(原題)」"The Company Men"。

主演はベン・アフレック、トミー・リー・ジョーンズ、クリス・クーパー。題名(「会社人間」)を見てわかる通り、サラリーマンの物語である。彼らがリストラにあっちまう。とてもシビアな話だが、考えさせられる映画だったのだ。

エリート社員ボビー(アフレック)は、今朝も高級な背広にネクタイ、腕時計をして、さっそうと白いポルシェに乗り込み、家族と暮らす庭付きの家をあとにする。会社は、物流(Logistics)のコングロマリット。ボビーの職場はその造船部門だ。秘書に「昨日は46、42で廻ったんだぜ」とゴルフ自慢をしたのだが、人事がすぐ来いと云っている。会議室へ行ってみると、造船部門の縮小に伴い、あなたはクビだ、といきなり云われる。

彼らに悪態をついたものの、逆らってもどうにもならない。段ボールに私物を入れて会社をあとにするボビー。
残った上司のフィル(クリス・クーパー)も、造船部門トップのジーン(トミー・リー・ジョーンズ)もいたたまれない気持ちでいる。特にジーンは、自分が講演で会社を留守にしている時に縮小案を実行され怒り心頭でいた。

だが、30年間一緒に会社を大きくしたCEOのジェームズ(クレイグ・T・ネルソン)は、「会社の存続のため」と意に返さない。
人事部のリストラ担当サリー(マリア・ベーロ)と不倫関係にあるジーンは、奥さんがガン治療を行っているフィルは切らないでくれと頼むが、それも実行されず、あげく自分までもリストラにあってしまう。

自分はエリートで有能、利益もあげていると信じて疑わなかったホワイトカラーの男たちが、会社から突然切られ路頭に迷う。年齢も上がり、それに伴いプライドも上がった男たちは、その悲惨すぎる現実と向き合わなければならなくなる。

ボビーは、(自己啓発付きの)職業安定所に行くがろくな職は見つからない。失業保険も打ち切られ、ポルシェも売り、家も売った。唯一の楽しみのゴルフ会員権までも売られてしまう。

「オレは37歳の負け犬だ」("I am 37 years loser.")と妻の前で涙を流すボビー。

「いいえ、あなたには私がいるわ」("No…You have me.")と答える妻(←良い嫁じゃ!・涙)

ボビーは決心する。自分とそりの合わない、妻の兄(ケビン・コスナー)の大工仕事を手伝うと。日給のなれない力仕事。へとへとになる毎日。それでも女房子供のために働かなゃならん。だが、その中で、今まで以上に息子・娘とふれあい、妻マギー(ローズマリー・デウィット)との絆も強くなる。家族みんなで頑張ることで、彼自身も父として、夫として、そして男として変わっていく。

映画は、ラスト少しばかりの希望を持った終わり方をするので救われるが、それまで再就職になかなかつけない描写は身につまされる。職業安定所で、今まで何十人もの部下を使い、大きい会社でそれなりの地位につき、デカいプロジェクトをやってきた、そのプライドをズタズタにされ「このオレ様がそんな仕事出来るか!」と怒る気持ちも男としてよくわかる。

この映画が描こうとしたのは、そんなリストラ後の男たちのつらい姿を見せることだけが目的ではない。アメリカという国が、モノ作りというものを放棄してきている現在、国自体がどうなるのか?という警鐘でもある。

誰もいないさびれた造船所でジーンはボビーにこう語る。

「30年前は、6,000人の仲間とこの造船所で働いた。そして30年後には誰もいなくなった…」

ぼくは海運関係の仕事に従事しているので、アメリカの造船所事情も理解している。この映画では、リーマンショック後云々と語られるが、もう随分前から造船所は閉鎖・縮小を繰り返している。日本、韓国、そして今は中国の台頭。労働集約的装置産業は、人件費の安いところ安いところへとシフトしていく。

実利主義の経営者から見ると、不採算なものはカットするに限るわけで、この映画のように金融・保険部門の充実を計ることが会社の収益を上げることに貢献するならばその部門に特化していくのは当然の成り行きである。

だが、アメリカをはじめ世界の企業が国外へ国外へとその生産拠点を移してしまった。モノは安くなり、消費者はハッピー、結果企業も儲かるという図式が出来上がっているが、そのために国内の多くの労働者は職を失い、培って来た「技能」は次の世代へとつないでいけない。重厚長大なものは不要で、軽薄短小なものだけでその国は果たして良いのか?収益、そしてマネー、マネーだけが目的の経営で果たして良いのか?

ケヴィン・コスナー演じる不器用で、人付き合いが決していいとは云えない初老の大工。彼に象徴されるモノ作りの重要さ。(汗を流す)労働の尊さ。それをなくした国は、国民は幸せなのか?

これは決して対岸の火事なんていうのんきな話ではない。日本でもとっくに起きている労働力のシフトがもたらす後遺症。そしてそれはホワイトカラーをも飲み込んでいるという現実。

資本主義のトップランナーとして走り続けるアメリカで、かような映画が製作されるというのは、大国としての社会の変化が(ゆっくりとだが)起きている兆候かもしれない。そんなことを思わせる映画だった。

サラリーマンはじめ社会人は、この映画と「インサイド・ジョブ」は、このところのビジネスマン向けの映画として面白いのでおすすめです。といっても日本でいつ公開になるのやら?なのだが(笑)

The Company Men (2010)

Written and Directed by John Wells
Cast: Ben Affleck, Chris Cooper and Tommy Lee Jones
Duration: 104 mins

27-Apr-11-Wed by nobu

B0068CCB2E カンパニー・メン [DVD]
Happinet(SB)(D)  2012-03-02

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B003UESJEW
B0065PCPB6インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実 [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント  2012-01-25

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The Company Men [Blu-ray]
The Weinstein Company/Anchor Bay Entertainment  2011-06-07

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B0041KKYBK Inside Job [Blu-ray] [Import]
Charles Ferguson
Sony Pictures  2011-03-08

by G-Tools

2011-04-21

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」 Space Battleship Yamato 地球を放射能汚染から救えるか?

Odoru2104115

東京・羽田から香港への帰路、機内で選んだ映画は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」。
毎度のように二日酔いで疲れてて英語や字幕を読むのがしんどかったというのが理由だが、今回この映画をチョイスしてよかったと思ったのは、プロットが放射能汚染を描いたものだったから。つまり福島原発の事故以降の対応を知って見るととてもリアルに感じられる映画だったのである。

西暦2199年。地球は正体不明の敵・ガミラスからの攻撃をにより放射能被害を受け、わずかに生き残った人間たちは地下で生活していた。
古代進(木村拓哉)は、かつて優秀な戦士だったが5年前にリタイアし、荒廃した地球で鉄くずを拾っていた。そんなある日、古代の前に未確認飛行物体が落下してくる。
その中には通信カプセルがあり、イスカンダル星に放射能除去装置があるという情報があった。
古代は国が募集するボランティア戦士に手をあげ、沖田艦長(山崎努)率いるヤマトと共に、人類最後の希望を求めイスカンダルへ発進する。

この映画は、日本では昨年末(2010年12月1日)に公開されたから、製作したTBSは胸をなでおろしているだろう。もし今年(2011年)の春休み公開だったら、延期か打ち切りになっていたハズ。(今後TV放送のタイミングも微妙だなw)

映画の始めに、キムタクは赤茶けた大地を放射能防護服を着て歩く。アナライザーと呼ばれるガイガーカウンターが「14シーベルト、チシリョウ(致死量)デス」と声をだす。
このあたり、日本人は3.11以降の福島原発事故で、放射能に関する知識があるので余計に怖さを感じるのではないか。

今は地下にもぐって生活をしなければならなくなった人類。地球は、青くなく放射能の影響で赤い星になっている。SFは空想の世界であるが、警告も含まれているというのは〈常識〉だが、今回日本でおきた原子力発電所の事故は、その警告から目をそむけていた為に起きた。そして、事故処理のまずさから、日本は1ヶ月以上も(そしてこれからも)放射能汚染にさらされ続けていくという「怖い」現実。

時折、子供たちが自然の中を走り回るシーンがインサートされるが、そんな美しい緑の地球を放射能で汚したのは誰あろう人間であり、今回残念なのは、それが日本人だったという事実。日本はガミラスになってしまったのである。政府・東電・経済産業省の責任は重い。

映画自体は、製作費はかかっているのだろうが、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」をリアルタイムで見ていた世代からすると、はっきり云って目を覆うほどヒドイものだ。戦闘シーンのカタルシスも何もなく、感動もない。ドラマ部分が見てらんないほどセリフがくさい。せっかく山崎努はじめイイ役者を揃えているのに、どのシーンも昔の青春ドラマなのだ。やっぱり一番は、敵のガミラスの司令官を見えない敵にしてしまったのがいけなかったかな。対決軸がはっきりしないため、ただヤマトが攻撃されてアタフタするだけになり、スリルも何もないのである。戦闘シーンのプロットもVFXも、「スターウォーズ」をまねてはいるが、遠く及ばない。

キムタクは香港でも人気があるので、この映画も香港で公開された。だが、評判は芳しくなかった。アニメの実写リメイクは「サンダーバード」でもそうだが、作り手の作品への「愛」と「尊敬」がないとうまくいかない。今回の脚本のひどさを見ると監督・VFXの山崎貴は、ただ宇宙での戦闘シーンを自分なりに撮りたかっただけなんじゃね?と思ってしまうのだが、どうだろう。

「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(2010)

122 mins

21-Apr-11-Thu by nobu

2011-04-13

ハリー・コニック・ジュニア / イン・コンサート オン・ブロードウェイ [CD/DVD] HARRY CONNICK, JR. / IN CONCERT ON BROADWAY

In Concert on Broadway

ハリー・コニック・ジュニアを久しぶりに買ってみた。これは今年(2011年)発売の新譜「HARRY CONNICK, JR. IN CONCERT ON BROADWAY」である。
2010年7月30、31日にNYはブロードウェイのニール・サイモン・シアターでのコンサートを収録したもの。ぼくが買ったのは、DVDとCDの2枚セットだ。

思えば、スタンダード名曲集となった「恋人たちの予感」のサントラに始まり、「ゴッド・ファーザー・PART3」のエンディング・テーマ「Promise me you'll remember」を聴いた時にフランク・シナトラの後継者になるんじゃなかろうかと期待させたジュニア。

かつて90年代の日本では、サントリーのCMに出演し、J-WAVEのテーマソングか何かも歌い、NHKホールで行われた来日初コンサートも満員だったジュニア。そのコンサートではハリー・コニック・シニア、つまりお父さん(素人)が出て来て2曲も歌わせていた親孝行のジュニアw。

ジャズ・ヴォーカルで行くのかと思ったら、突然ファンクのアルバム出して、オレのようなファンを失ったジュニア。

映画「インディペンデンス・デイ」「コピー・キャット」などに出てもイマイチ人気が出なかったジュニア。

思い出すのは、シナトラをたたえるコンサート。その御大シナトラの前で歌うので、緊張のあまり本番で間違え、も一回歌い直したジュニア。シナトラが客席で「はぁ」という顔をしたのが忘れられない。
だからだろうか、「後継者」と云われながら、シナトラの人生最後の名盤「DUETS」1、2にも呼んでもらえなかったジュニア…。

あれから何年経ったんだ?時々新譜が出てるのを見かけてもスルーしていたオレ。
ラスヴェガスに出てるとかの話も聞いていたので、ライヴはうまくなったのかいなと思い、しかもブロードウェイでのライヴというので興味を持って今回買ってみたのだった(前置きが長いな、オレ・苦笑)

その日は息子と娘と一緒に食事をするため、TSTへ行った。予約した和食の名店「西村」へ行くまで時間があったのでiSquareにできたばかりのHMVへ寄ったのが運のツキ。息子はラリー・カールトン買って!と。娘はクリスティーナ・アギレラ買って!とうるさい。「自分ばっかり買って」と子供たちに文句を言われているので、たまーに買ってやるのだが、その時に目に入ったのがこのアルバムだったんである(まだ、前置きかい!?)。

てなことで、夕食後一人でこのライヴDVDを楽しんでいたら、中二になったばかりの娘が塾から帰って来て、「シナトラ見てんの?」と聞く。「いや、ちがうよ。雰囲気似てるかも知んないけどね。もっと若手」と説明したら、ロールケーキをほうばりながらしばらく一緒に画面を眺めてて、生意気にも娘はこう言った。

「歌に力がないね」

いやはや… しかし、これは当たってるのだ。歌はうまいのだが、正直こもりがちの声質のためか「力弱い」のだ。

日本でも流行った「We Are In Love」に始まり、ピアノを弾きながらの「Besame Mucho」「All the Way」など歌うのだが、ムーディな感じにあんまなんない。
ジャケットに貼ってある、VARIETY誌の"DYNAMITE!"などの褒め文句も「なんでやねん」と思い、オレはツイッター見ながらこのライヴを眺めていた。

そしたら、画面が突然終わり、"ACT 2" となった。スーツ姿から一転、黒いシャツとパンツで現れたジュニアは、自身が生まれ育ったニューオリンズのテイストで歌い始めた。

途中からは、トロンボーン、サックス、トランペットが出て来て一緒に歌い踊り出す。黒人のようにタップを踏み、踊るジュニアの姿は(正直)ちっともかっこよくない(笑)。初来日コンサートでもへたな踊りを見せていて、帰りがけ観客(OL)が「ポール牧みたい」と言っていたのを思い出した(笑)。

だが、そのへたな踊りも見慣れてくると、ノっているのがわかる。「St. James Infirmary Blues」から続くディキシーとブルース・メロディに、ぼくはいつしかツイッターをやるのも忘れていた。そして、ラスト「Burbon Street Parade」は鳥肌が立つほどの素晴らしさ!
アンコールの「Mardi Gras In New Orleans」は、椅子をけとばして、立ったままピアノを弾くジュニア。
いやぁ、良かった。

結果、ジュニアは、あんま歌わない方がいい(笑)。ピアノの演奏とトロンボーンなどのかけあいで充分盛り上げることができる(あと、踊りで・笑)。後半のディキシー&ブルースは、久々に「良いものを見た」って感じだったな。

シナトラを聴いて来た世代には、前半は物足りない印象を持たせるかも知れないが、後半のディキシーでそれは吹っ飛ぶ。これは”ACT 2"をメインに見てほしい。

40歳を超えて、ハリー・コニック・ジュニアは、やっと本当に自分が好きなもの。やりたいものがわかったんではないか。今までの道程もココへいたるまでの寄り道やったんやと思うと、同じ時代を付き合ってきた甲斐があったというものだろう。

時代が時代なら、黒塗りをしてアル・ジョルスンのように歌い踊ればもっといいだろうと思わせる、これはハリー・コニック・ジュニアによる名ライヴと云っていいのではなかろうか。"DYNAMITE!"の意味がよーくわかった。これからも頑張ってくれ、ジュニア!

HARRY CONNICK, JR. IN CONCERT ON BRADWAY

13-Apr-11-Wed by nobu

B004GHBQQ0 In Concert on Broadway
Harry Connick Jr
Sony  2011-02-22

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恋人たちの予感 恋人たちの予感
ハリー・コニック Jr.

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ウイ・アー・イン・ラヴ ウイ・アー・イン・ラヴ
ベン・ウルフ ハリー・コニックJR.

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2011-04-11

山田洋次監督50周年名作シネマ特別企画「男はつらいよ 純情篇」+文化放送「みんなの寅さん」

第6作 男はつらいよ 純情篇 HDリマスター版 [DVD]

TV東京で2011年4月10日(日)に放送された「男はつらいよ 純情篇」('71)を久しぶりに見た。これはシリーズ第6作。ヒロインは若尾文子である。

今回寅さん(渥美清)は、偶然大衆食堂のテレビで懐かしい御前様(笠智衆)、寅屋のおいちゃん(森川信)、おばちゃん(三崎千恵子)、さくら(倍賞千恵子)の顔を見て里心がつき10円玉の公衆電話から電話をかけるところから始まる。そして長崎県、五島列島へ行く道すがら、子連れの若い女・絹代(宮本信子)と知り合う。わけありの彼女を哀れんだ寅は実家まで送るが、そこで父親(森繁久彌)は絹代に「帰れるところがあるから逃げるんだ。すぐに夫のもとへ帰れ」と冷たく言い放つ。寅は「自分も柴又という帰れる場所があるから甘えて一人前にならないんだ。もう帰らない」とその場では決意するが、最終便の船の声を聞き、すぐに船に乗り込んでしまう。
その頃、寅屋ではおばちゃんの遠縁にあたる美しき人妻・夕子(若尾文子)が、夫と別居して二階に間借りすることになっていた。間の悪いことにそこに寅が帰って来て、自分の部屋を人に貸したことに腹を立て、家を出ようとするが、夕子を見て一目惚れ。旅に出ることをやめてしまうのだった…。

渥美清と森繁久彌の共演場面が見られるだけでも貴重な一編。かつて松林宗恵監督は「社長シリーズ」に渥美清起用を進言したが、プロデューサーの藤本真澄は却下したのだそうだ(←放送中に娯楽映画研究家・佐藤利明氏がツイッターでリアルタイム解説をしていたので知った)。

やっぱりおいちゃんの森川信はいいねぇ。若尾文子がお風呂に入る場面で、寅がそわそわしてお風呂の方に目をやって、「おいちゃん、何考えてんだ?」と云われ、「お前と同じことだよ」と答えて喧嘩になるところもホントに可笑しいし、例えば煙草をくわえた瞬間に驚くその絶妙の間が抜群なんだわ。山田洋次監督がかつてロング・インタビューで「森川信さんをもっと評価してほしい」と云っていた意味がよくわかる。

博(前田吟)が独立したいという気持ちを抑えて仕事をしていることを知り、タコ社長(太宰久雄)に「オレが話をつけてやる」と寅が飛び出して行き、今度はタコ社長に「寅さん頼むよ。博さんを思いとどまらせてくれよ」と頼まれ、「わかった。オレにまかしとけ」と言って騒動を起こす寅さん。

夕子さんに惚れてしまい、食欲も出なくて寅が床に伏すのも相変わらずで可笑しい。最後はいつも通り振られてしまうのだが、柴又駅でのさくらとの別れのシーンでの思い出話もせつない。

予定調和だが、予定調和ゆえに面白い。今日本が復興の時に見てホッとする映画だった。

この映画が放送されたのも、山田洋次監督50周年記念だからである。(4月14日には「幸福の黄色いハンカチ」がこれまたニューデジタルリマスターで放送とのこと)。ぼくはロケフリで見てるので違いがわからないが、デジタルリマスターはキレイなんだろうね。

4月3日から文化放送ラジオでも月〜金までの朝8:13〜8:20頃、吉田照美の番組内で「みんなの寅さん」をやっている。ぼくは香港へいて聴けないのだが、ぼくの映画の友人が録音して送ってくれたものを聴いたらとても面白かった。賠償千恵子さんのインタビューや、山田洋次監督が寅さんの幼少期のことを書いた小説「けっこう毛だらけ」の朗読などもありファン以外にも楽しめる内容になっている。朝聞ける人はぜひ!

山田洋次監督50周年名作シネマ特別企画
「男はつらいよ 純情篇」デジタルリマスター版
2011年4月10日(日) よる7時54分~よる9時48分 TV東京

11-Apr-11-Mon by nobu

B001ABQ54S 第6作 男はつらいよ 純情篇 HDリマスター版 [DVD]
松竹  2008-08-27

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B001ABQ56Q 「男はつらいよ HDリマスター版」プレミアム全巻ボックス コンパクト仕様<全53枚組> [DVD]
松竹  2008-10-29

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男はつらいよ 寅次郎音楽旅~寅さんの“夢”“旅”“恋”“粋”~ 男はつらいよ 寅次郎音楽旅~寅さんの“夢”“旅”“恋”“粋”~
ヘルベルト・フォン・カラヤン 映画主題歌 渥美清

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2011-04-10

「生きものの記録」 I LIVE IN FEAR [DVD] (現代への警告・水爆の恐怖におびえる男)

生きものの記録<普及版> [DVD]

黒澤明監督の今から56年前の映画「生きものの記録」は、東日本大震災による福島第一原発の事故が起きている今観ると余計にその怖さが伝わって来る。

「水爆」を「原発」と変えて映画を観ると、この主人公の気持ちがリアルにわかるのだ。

物語は、水素爆弾の恐怖に苛まれた初老の男が、全財産を投げ打ってブラジルへ家族共々逃げようとするのだが、資産めあての家族は父親をキチガイ扱いし、家庭裁判所で準禁治産者にしようとする。そしてラスト、男は本当に精神を苛まれ、精神病院に入りそこで初めて平静になる。

主人公の男・中島(三船敏郎)は、家庭裁判所でこう云う。

「死ぬのはやむをえん。じゃが、殺されるのはイヤだ」

彼は鉄工所を経営し、それなりの成功を収めている。だが、水爆の恐怖におびえ、秋田県に土地を購入し、地下式家屋(つまり核シェルター)を作るが、それでも不安が消えず、ブラジル移住を決意するのだ。

「わしは被害妄想かもしれん。じゃが、水爆は現にあるんじゃ!」

ラスト、自ら鉄工所に火を放ち、精神病院に入った時、医者(中村哲郎)はこう云う。

「私はこの患者をみるたびにひどく憂鬱になって困るんです。こんなことは初めてです。狂人というのはみんな憂鬱な存在には違いありませんが… しかし、この患者をみていると、なんだかその…正気でいるつもりの自分が、妙に不安になるんです。
狂っているのはあの患者なのか? こんな時勢に正気でいられる我々がおかしいのか…」

見舞いに訪れた家裁での調停委員(志村喬)に向って、病室の中島は「その後、地球は大丈夫か?」聞く。そして、窓から見える太陽を見て「大変じゃ!地球が燃えとるぞ!」と半狂乱になり映画は終わる。

この映画が製作された昭和30年代は、水爆実験が繰り返されていた。それなのに平然と生きていることが果たして正常なことなのか?という難しい問題定義である。なので黒澤映画としては記録的な不入りだったという。

だが、その云わんとしていることは、50余年を経て現代の我々に対する警告だったというのがよくわかる。

水爆の恐怖は、その後原子力発電所というものにカタチを変え、人々に不安を与えるものだった。だが、日本政府・官僚・電力会社・財界・御用学者・マスコミなどの長年にも渡る「原発啓蒙活動」とも云える情報操作で我々国民は、「原発は安全である」という神話を覚え込まされてきた。

今回起きたのは「1000年に一度」の震災である。「絶対安全」「絶対安全」と言い続けて来たインテリの人々は、地震・津波の後、何と言ったか?答えは「想定外」だと。アホか!!。

どちらがこの映画の主人公だったんだ!?震災は天災だったが、原発事故は人災である。

「反原発」はイデオロギーとして毛嫌いされる傾向があるが、これは子供たちの未来を思うと本当に考えなければならない大問題である。

ぼくが持っているDVDはクライテリオン版(北米盤)だ。英語の題名は、"I LIVE IN FEAR" 直訳すると「私はおびえながら生きている」。

今、日本をはじめ世界の人々が原発事故の行方を注視している。一体なぜこんなことになったのか?一体誰が悪いのか?そのことはよく検証しなければならない。なぜなら今まさに "WE LIVE IN FEAR"  だから。

一刻も早い事故の終息を心から願っている。

I LIVE IN FEAR (RECORD OF A LIVING BEING) (1955)

10-Apr-11-Sun by nobu

B000XPSC0C Eclipse Series 7 - Post-War Kurosawa Box - Eclipse from Criterion (No Regrets for Our Youth, One Wonderful Sunday, Scandal, The Idiot, I Live in Fear) (1980) (The Criterion Collection)
Eclipse from Criterion  2008-01-15

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B002LHGI3S 生きものの記録 [Blu-ray]
黒澤明
東宝ビデオ  2009-12-18

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B000VJ2DP0 生きものの記録<普及版> [DVD]
東宝  2007-12-07

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2011-04-06

マイケル・ブーブレ・ライヴ・イン・香港 Michael Buble Live in Hong Kong Crazy Love Tour 2011

マイケル・ブーブレの香港での初コンサート(Michale Buble Live in Hong Kong Crazy Love Tour)が行われたので行って来た。

(その日2011年3月11日(金)は東日本大震災のあった日。所用で夕方日本領事館へ行ったぼくは、地震があったことを知った。その後コンサートから帰り、家でテレビを見たら想像を遥かに超える大惨事だった。なのでコンサートのレビューはしばらく書く気にならなかったというのが正直なところ。だがあれから3週間以上たった。少しずつ思い出しながらコンサートを振り返ってみようと思う。)

会場の香港会議展覧中心(Hong Kong Convention and Exhibition Centre)は湾仔の海沿いにある香港最大のコンベンション施設。ここの一番大きなホールがコンサート会場だ。キャパは1万人程度と思われる。

マイケル・ブーブレは香港でも人気があるようで、チケットも早くから出足がよかったようだ。ぼくも1週間前に買い求めたが、一番高い席は売り切れており、2番目に高い席でも後方しか空いてなかった。

以前、このブログで、ブーブレのライヴCD/DVD「Michael Buble Meets Madison Square Garden」の作り方が悪いとボロクソに書いたことがあり、今回初めて生で見るブーブレに、ぼくは期待半分、諦め半分という気分で席についたのだった。

で、結論から云うと、ライヴは素晴らしい出来だった。彼がこんなにサービス精神旺盛な人とは思わなかった。 35歳の今が旬のクルーナーが歌い踊るのを眺めてて幸せな気分になったのである。

Odoru1103112

いつもの香港でのコンサートと同じく、8時開演のはずが、30分以上遅れて始まる(笑)

ステージは幕が閉まっている。そこに鳴り始めた音楽と共に影絵のように映し出される指揮者とトランペット奏者の姿。まるで、ディズニー映画「ファンタジア」の冒頭のそれである。

幕が開く。ステージ中央にダークグレーのスーツに細いネクタイをしたマイケル・ブーブレが立っている。ダイナミックなアレンジにより歌いだしたのは、「Cry Me a River」。会場が一気に盛り上がる。
ミキサーのちょうど横で聞いていたぼくは、その伸びのある声を聞いた時に「来てよかった」と思った。
ステージ後方のスクリーンでは、コンピュータで画面分割されたりするセンスのいい映像が映し出される。

歌い終わり、前方に座っているカナダの国旗を持っていた女子学生二人を舞台袖に呼び、サインをしてやる。彼はカナダ人だから、初めて来た香港で国旗を見て嬉しかったのかも知れない。

MCが面白い。「昨日香港へ来て、飲茶へ行った。焼売が美味かった。その後、マーケットを散策してルイ・ヴィトンの女性用財布をHK$30(約320円)で買った。本物だぜ!」と笑わせる。

「今婚約中で、これでマスコミの書いていたゲイ疑惑は払拭できると思うけど、今も前列に素敵な人が座ってるのが気になるわ(ここで、バックスクリーンに客席の初老の中国人が大写しになる)」

爆笑が続き、会場がどんどんあったまって行くのがわかる。そして歌うのは、フランク・シナトラが得意とした「マック・ザ・ナイフ」「オール・オブ・ミー」をはじめ、「我が心のジョージア」などスタンダード・ナンバーだ。

バック・バンドを紹介するのも、一人一人趣向こらしてて笑わせる。最後にピアノを紹介する時に、自分がどうやってボイス・トレーニングしているかと言いながら、映画「アラジン」の歌を歌い、極めつけは、

「ぼくが誰に一番憧れたかって?ビートルズ?シナトラ?違います。マイケル・ジャクソンです。子供の頃、手作りで衣装を作って歌って踊ってたんです。」と言った後、「ビリー・ジーン」を歌ったのだ!観客は総立ちだ。
ムーン・ウォークは、舞台の高いところから後ろに下がり(笑)、最後に「サンキュー」とマイケルみたいな甲高い声で云う。

そして後半、突然歌の途中で舞台を下り、通路を歩くブーブレ。そこで歌ってるのが「All I Do Is Dream Of  You」。そう、映画「雨に唄えば」でデビー・レイノルズがケーキの中から飛び出して歌ってたアレだ。
それで、ブーブレ君どこへ行くのかと思ったら、会場中央後方のミキサー席の上に上がり「後ろの安いチケットの皆さんの目の前でも歌いたかった」と言って盛り上げる(ぼくの席の目の前だ!)。そこで「Home」を歌うと後方のスクリーンには香港の夜景が映しだされる。

「Save the Last dance for me」を歌いながら舞台に戻り、「Crazy Little Thing Called Love」「Heartache Tonight」で締めくくり、アンコールでは「Feeling Good」、「Me and Mrs. Jones」を客席と一緒に歌う。

そして「ぼくは香港へ初めて来て、最初は不安だったけれど、こんなに盛り上がるとは思ってもみなかった。ありがとう。また来ます!」と言い、最後は「A Song for You」を、マイクなしで歌い上げたのである。

客席は、西洋人と東洋人が半々で、老若男女様々な客層だったが、こんなに一体感を持って盛り上げる力量はスゴい。次の日の香港の新聞でも高い評価だったようだ。

欧米では、彼のアルバムはリリース毎にヒット・チャートに踊り出る。一昔前ならば、この手のビッグバンドをバックに歌う〈大人向き〉のヴォーカリストは、サントリーなどのCMに出て日本でも人気が出たものだが、今回のアジア・ツアーでも日本へは行かなかった。

シナトラ亡き後、この〈若造〉を聴いていて良かったと思った。今見て損はないアーティストの一人であると実感したのであったとさ。

Michael Buble Live in Hong Kong Crazy Love Tour

Hong Kong Convention and Exhibition Centre
Friday 11th March 2011, 8:00 PM

06-Apr-11-Wed by nobu

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コール・ミー・イレスポンシブル Hollywood the Deluxe Ep イッツ・タイム(初回限定盤) Let It Snow Michael Buble

2011-04-05

「チコ&リタ」 予告編 "Chico & Rita" Trailer


あー観たかった…、映画「チコ&リタ」"Chico & Rita"。

現在開かれている香港国際映画祭(The 35th Hong Kong International Film Festival)で本日上映されるのだが、チケットが早くからソールドアウトで観れない。(詳細は→ココ

1948年のキューバ。ピアニストのチコと美貌のシンガー リタの、ハバナからニューヨーク、ハリウッド、そしてラスヴェガスへと続く、恋とジャズの物語。

この映画、香港で公開してくれないかな。絶対観に行くけどな。あー観たかった。

05-Apr-11-Tue by nobu

2011-04-04

「ぼくの伯父さん」 Mon Oncle [DVD] ジャック・タチ

ぼくの伯父さん [DVD]

日曜日の午後、久しぶりにのんびりと家にいた。ぼくの寝室にあるDVDの棚を眺めながら、中一の娘と、今回の東日本大震災被災地へ届けたい映画は何か?と二人で言い合った。
寅さん、チャップリン…?父はやっぱり「サウンド・オブ・ミュージック」じゃないか?というと、娘は「ロシュフォールの恋人たち」がメチャ楽しくていいという。社会的なものや暴力的なものは絶対ダメ。結局今は明るく希望のある映画がよかろうという話になった。

第二次大戦時、日本では戦意高揚映画ばかりが作られていたが、当時敵国だったアメリカではテクニカラーの楽しいミュージカル映画が量産されていた。それらは「エスケープ・ムービー」と呼ばれていた。戦場に夫を送り出した家庭では、妻や子供たちが夕食後映画を観に行く。その時に選ぶ映画は、楽しい夢の世界。過酷な状況から一瞬でも目をそらすことができるものが必要だったのだ。

NHKのニュースで、福島の映画館が営業再開したというニュースを見た。地震で映写機が壊れてしまっていたのだと。映画館で映画を観る。そんな当たり前なことが、当たり前に出来る日が早く来ればいいと願っている。日本の映画関係者は被災地にどんどん良質で楽しい映画を届けてほしいなと思う。そんな支援もあると思うのだが…。

そんな話をしながら、娘と何か観ようとDVDの棚からチョイスしたのがフランス映画「ぼくの伯父さん」"Mon Oncle"である。パッケージを見せたら、娘が「あ、知ってる」と。それはそうだ、この映画のポスターをぼくは家に飾っているのだから(笑)。

80年代だったか、キネ旬で、たしか日野康一さんだったと思うが、この映画のリバイバル時のレビューで「友人の結婚式をキャンセルしてでも観に行け」と書いてあったのを思い出す。それくらいイイということなんだろうが、その表現が面白くて覚えているのだ。

監督・脚本・主演のジャック・タチの最高傑作であろう本作は、これといったストーリーがあるわけではない。セリフもほとんどない。自由奔放に生きるユロ伯父さんと少年の家族の日常をスケッチしていくコメディだ。ちょっと古い映画だし(1958年製作)、娘にはどうかな?と思ったが、何の心配もなかった。どんどん映画に引き込まれて行くのがわかった。

冒頭、数匹の犬がフランスの街を走り回る。そしてそれはやがて悪ガキどもが同じように遊んでる姿と重なる。少年の暮らすリッチでモダニズムにあふれた家のおかしさ。地位も金もない伯父さんの持つ何ともいえない魅力。このユーモアと少しばかりの皮肉に満ちた映像世界はハマるとクセになる。絵と音で笑わせるタッチがたまらないのだ。少年の家の魚のかたちの噴水や、父の経営する工場の秘書のハイヒールの〈音〉だけで娘も大笑いしていた。

約10年振りだろうか、この映画を観たのは。いつ観ても思うが、これは休みの日の午後にまったりと観るのに最適の映画だ。見終わった後ほのぼのとした気分になる。震災後、ぼくも日本人の一人として心を痛めていたが、気分が少し楽になった気がする。13歳の娘も「いいねぇ〜、これは」と(しみじみ)ばあさんのような言い方をしたのが可笑しかった。

残念ながら、今のところ日本では店頭でDVDは気楽に買えないかもしれない。だがこれも化学薬品ではない「癒し薬」のような映画の一本である。何年かに一度観ると穏やかーな気持ちになれる。ぼくはこのタイミングで観たのはなんかよかったな、と思った。TSUTAYAかなんかで見かけたら観てみたらと思います。

Mon Oncle (1958)

A Film by Jacques Tati

04-Apr-11-Mon by nobu

B00017YXU0 ぼくの伯父さん [DVD]
ジェネオン エンタテインメント  2004-02-27

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ジャック・タチの世界 DVD-BOX ジャック・タチの世界 DVD-BOX
ジャック・タチ

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2011-04-02

香港から応援ソング「雨ニモ負ケズ」&チャリティーイベント《愛心無國界 311燭光晚會/Artists 311 Love Beyond Borders》 

まずは、この応援ソング「雨ニモ負ケズ」を聞いてほしい。香港はじめ中華圏のアーティストたちが東北大震災の被災者のために日本語で歌ってくれている。

岩手出身の宮沢賢治の有名な詩に曲をつけたもの。昨夜、2011年4月1日(金)に香港・銅鑼湾のヴィクトリア・パークで開かれたチャリティー・イベント《愛心無國界 311燭光晚會/Artists 311 Love Beyond Borders》のテーマソングである。

会場にいたぼくら親子は、舞台で香港をはじめ中華圏の著名な俳優やアーティストたちがこの歌を日本語で歌い、満員の観客が白い花の形をしたライトを振っているのを見て素直に感動した。泣けた。そして、とてもありがたく、やさしい気持ちになった。

このイベントに参加していたのは、香港スターのジャッキー・チェン、エリック・ツァン、アンディ・ラウ、ドニー・イェン、ミリアム・ヨン、アグネス・チャン(司会も)、(ビデオ出演でトニー・レオン)、台湾出身のジュディ・ウォング、韓国からクォン・サンウ、Wonder Girlsなど総勢約300人。日本からはAKB48の3名が「誰かのために」を、中村雅俊がアーロン・クォックと一緒に「俺たちの旅」を歌った。ビデオでは渡辺謙が英語でメッセージを。

日本人小学校や幼稚園の子供たち50人が「アンパンマンのマーチ」を歌った時は会場は手拍子で一杯になる。

昨夜3時間生中継(PM7:05-10:05)されたこのイベントでは、11:30時点で約2億9千万円超の募金が寄せられた。救世軍を通じて被災地へ支援物資が送られる。

今日の地元紙South China Morning Postによれば、香港での義援金は今日時点で合計約12億円を超えた。700万人ほどの人口でこれだけ集まっているのだから、ありがたい気持ちになる。

昨夜のイベントでは、一人20ドル以上の寄付で、"HOPE FOR JAPAN"のリストバンドと白い花の形のライトをくれた。

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会場の設営・整理、警備、電話の受付などボランティアでやってくれた人々。会場に来ていた1万人を超える観客。イベント参加の著名人たち…。香港の人々がこれだけ被災した日本人のために一生懸命やってくれている。ぼくは子供たちに、「今夜のことはよく覚えておけよ」と話したのだった。多謝香港。

加油日本!(がんばれ日本!)

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チャリティーイベントHP (募金受付中・日本語ホットライン1833123)

イベントの模様→ココ

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