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2011-02-06

『グリーン・ホーネット』 The Green Hornet in 3D セス・ローゲン × ミシェル・ゴンドリー

Odoru0602112

春節(旧正月)の休みの日、息子と二人で久しぶりに映画に行った。
男子二人で観るので、やっぱり『グリーン・ホーネット』"The Green Hornet"だろうということで、ポケットに3Dメガネを入れて金鐘(Admiralty)のAMCへと出向いた。

注)香港では、昨年(2010年)後半より3Dメガネが有料になり、持って行かないとHK$6取られるのである。有料になったのは、回収してから消毒にコストがかかるのと、エコのためだそうだ。幸い我が家は何度も3D観てたので、メガネは引き出しにいっぱいあるのだ(笑)

ホットドックとスプライト、ポップコーンを買って席に着く。春節だけに、午前中の回は空いている。

ロスアンゼルスの新聞社、デイリーセンチネル社主(ティム・ウィルキンソン)の一人息子であるブリット・リード(セス・ローゲン)は放蕩息子と呼んでいいダメ息子だった。偉大な父親が蜂に刺されショック死したことから社長の座についた彼は正義に目覚め、父の運転手で天才的な発明家でもあるカトー(ジェイ・チョウ)とコンビを組み、マスクにコート姿で「グリーン・ホーネット」としてスーパー・マシン"ブラック・ビューティー"に乗り、悪に挑むことを決心する。やがて父の死に、ロスの暗黒街のボス(クリストフ・ヴァルツ)が関わっていたことを知る……。

映画を見終わって息子に感想聞いたら、「まあまあ」「これって3Dにする必要があったの?」というものだった。親父の感想もほぼ一緒。

前日の夜、Viberで娯楽映画研究家・佐藤利明さんと話し、あるていど予想はしていたのだが、主役と脚本(製作総指揮も)にセス・ローゲンを据えたことで、こーなることは自明の理であった。つまり、長年コメディ作りをしてきた人に本格的なアクション映画を期待する方が(ちと)無理というものである。

監督のミシェル・ゴンドリーも、スエーディング(Sweding)な作りをしているなぁ(『僕らの未来へ逆回転』"Be Kind Rewind"のぼくのレビューを参照 →ココ)と思った(笑)

Odoru0602115_2

映画はカーチェイスやガンファイト、それにクンフーのつるべ撃ちというものではなく、アクションそして笑い、またアクションという作りになってて、特に笑いの部分が残念ながらスベッてしまってて、間延びするのだ。ともかくモノをぶっ壊せばいい(車も家や会社も豪華な調度品も)という場面作りも、この不況のご時世(アメリカも日本も)だからか、面白く感じられない。彼らがスラップスティックをやりたかったのはわかるのだが…

バディものとしても、ブリットとカトーの関係があまりにべったりで、喧嘩のシーンも幼い子供の兄弟喧嘩みたいだし、コメディエンヌとしてのキャメロン・ディアスも生きていない。せっかくクリストフ・ヴァルツという昨年オスカー(助演賞)とったばかりの旬のいい俳優を悪役として使ってるのに、凄みが少なくなんかもったいない使い方だ。

評判をとったTVシリーズ(ここでカトー役をブルース・リーが演じていた)。それに豪華なスタッフ・キャストと、素材はいいのに、調理がヘタでおいしくなくなった寄せ鍋みたいな感じだった。ちと残念である。

日本ではカトーと思ってたが、英語では「ケイトー」と発音するんだね。クンフー・シーンもCG処理されちゃってチョットね。当初はチャウ・シンチーがキャスティングされていたというが、そっちの方がよかったかも。『頭文字D』のジェイ・チョウも頑張ってるんだけど。

これでは、ドニー・イェンが<カトー>の格好した香港アクション映画『精武風雲・陳真』('10)の方がよほど痛快だったよ。

ラスト近くのTV時代の「グリーン・ホーネット」のテーマ曲がかかるところ。エンドクレジットのアニメが楽しめた。ま、春節の休みに観るにはちょうどいいまったりした映画であったとさ(笑)

(香港では2011年2月2日、日本では1月22日より公開中)

The Green Hornet in 3D (2011)

Director : Michel Gondry
Cast : Seth Rogen, Jay Chou, Cameron Diaz
Duration : 119 mins

06-Feb-11-Sun by nobu

B000063CU7 ブルース・リー IN グリーン・ホーネット [DVD]
ハピネット・ピクチャーズ  2002-04-25

by G-Tools

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コメント

よくも悪くもスウェディッシュな映画でした。途中から別なケイトーになっちゃったりして。『ピンク・パンサー』好きにもウケるのでは?(笑)あのエンディングのアニメを冒頭に持って来たら、とも思いましたが、エピソード1ですからね。まぁ、2はないかも知れませんが。予習と口直しに『グリーン・ホーネット』『ブルース・リー 電光石火』(以上日本版)、香港製の『グリーン・ホーネット VS バットマン』も観ました。バットマンとロビンがゲスト出演した回を収録したものです。

>娯楽映画研究家 佐藤利明さん

佐藤さんが話していた「ピンク・パンサーになっちゃうんだよね」「スティーブ・マーティンの」という意味がよくわかりました(笑)
結局、彼らはブレーク・エドワーズを目指したが、バッド・ヨーキンどまりだったって感じですかね(笑)
ともかくオリジナルの持つテイストをあまり感じられなくって、つまり「愛」が足んないってことですかね。2はおそらくないでしょうね。
香港製のその映画、捜してみます。観てみたいので。もうないかな?

ビッグ・イベント「美空ひばり7days」頑張ってください!
http://lultimo.jp/hibari7days/

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NYで、公開日の24:01からの公開日一番乗りで鑑賞。 流石、観客は気合の入りまくりの一番乗り軍団だけあって、ノリが異常に良い。 アメリカでは人気のセス・ローゲン(40歳の童貞男、無ケーカクの命中男)だけに、彼がギャグをかますたびに劇場が揺れる(笑) 実は個人的...... [続きを読む]

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