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2010-06-17

『ゴールデンスランバー』 Golden Slumber

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東京から香港への復路、キャセイの機内上映で観たのが、日本映画『ゴールデンスランバー』。前日(というより当日朝まで)の二日酔いの頭では英語や英語字幕で映画を見るのがキツイと思ったので、日本語の映画にした。「見ないで寝ろよ」とも心の中で思ったが、それは映画好きのサガ。映画が目の前にあると、もったいなくて見ちゃうのだよ(笑)

映画を見始めた時は、まだ頭が痛かったが、映画が終わった頃には痛みもひいていた。機内食を食べながらだったが、集中して観てると痛みも忘れて良いのかもね。わかんねーけど。

仙台の街を凱旋パレード中の金田新首相が爆弾テロで暗殺された。犯人の濡れ衣を着せられた宅配便のドライバー青柳(堺雅人)は、大学時代の恋人(竹内結子)や友人たちに助けられながら必死に逃走する。

「お前オズワルドにされちまうぞ」「ぶざまでも何でもいい。生きてろ」と友人森田(吉岡秀隆)に云われ、首相暗殺現場から逃げる青柳。見るからに人の良さそうなあんちゃんが、何か大きな力によって犯人にされてしまうという薄ら寒さ。テンポのよい展開で、飽きずに最後まで一気に観た。

第21回山本周五郎賞受賞という伊坂幸太郎の原作は読んでないが、その個性的な脇役たちに助けられながらの「大掛かりな鬼ごっこ」は観ててとても面白かった。だけど原作には出てくるのか、これ結局、誰が何のために青柳という一人の青年を陥れようとしているのかがよくわからなかった。ま、だから余計に不気味だというのもあるが。

出演者は、みんな芸達者で安心して観ていられた。主人公の堺雅人はほんとに頼りなくって、人が良さそうで、絶対悪いことしなさそうで、そう見せる彼はうまいと思う。宅配便の先輩役の渋川清彦や連続刺殺犯キルオを演じる濱田岳は初めて見たがいい味を出していた。特にキルオは気色悪くていい(褒めてるのだ・笑)。「びっくりした?」

伊東四朗演じる主人公の父親は、世界中を敵に廻しても、自分の息子を信じているという立派な親父だ。痴漢だけは許せないという頑固親父だが、ラスト近くの親子の繋がりがわかる<ある場面>は泣かせる。

他にも、主人公の後輩の劇団ひとりもよかったし、香川照之も柄本明も相変わらずうまかったな。

ビートルズの名盤「アビイ・ロード」に収められた楽曲「ゴールデンスランバー」をタイトルにしたこの作品。その曲が入ったiPodが小道具として重要な意味も持つところもハードボイルドっぽいね。

二日酔いで、頭の痛いおっさんでも機内で楽しんで観れたのだから、これは本物である。「たいへんよくできました」とさ(笑)

ゴールデンスランバー (2010)

監督:中村義洋
130 minutes

16-Jun-10-Wed by nobu

B003HC70I8ゴールデンスランバー [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント 2010-08-06

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コメント

今、仙台に住んでいるので、伊坂さんの映画は見ています。
昨年東京から転勤(単身赴任)したときに、友人から
「仙台なら絶対伊坂幸太郎だよ!」と、それまで伊坂氏を知らなかった私の為に、東京発の新幹線の座席にゴールデンスランバーの単行本を送別の品としてさらりと置いてくれていました。サプライズプレゼント!

小説もいいですが、映画も確かに面白かったですね。出演陣がいい役者ばかりです。

重力ピエロも良かったです。もし機会があれば是非!!!


>macさん

この映画は殆ど仙台で撮影されたということなので、余計にリアルに感じたろうと想像しています。
それにしても、映画ではみんな標準語喋ってましたが、仙台ってあんな感じなのかな?と、ちと疑問に思ってしまった香港在住の人間です(笑)

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