「パブリック・エナミーズ(原題)」 PUBLIC ENEMIES
ジョニー・デップ主演の新作映画「パブリック・エナミーズ(原題)」"PUBLIC ENEMIES"が香港でも2009年7月23日より公開になった。
あまり先入観なしで観たかったので、監督はマイケル・マン(「ヒート」, 「コラテラル」)だと云う事以外は殆ど情報を入れないで行った。
結論から云うと、Good Movieだった。久しぶりに大人の男が楽しめる渋いギャング映画に出会った気がする。
1930年代、「社会の敵」(Public Enemies)とFBIフーバー長官によって名付けられた、実在したジョン・デリンジャーを中心としたギャング集団の話。
デリンジャー(ジョニー・デップ)が、かつて入っていた刑務所へ行き、仲間を引き連れて脱走する場面から始まるこの映画は、銀行強盗を繰り返すデリンジャー一味と、それを取り締まるべく立ち上がったFBI捜査官メルヴィン・パーヴィス(クリスチャン・ベール)との戦いを軸に展開される。
マシンガン、ライフル、ショットガンをブッぱなすシーンの腹に響くような音響は映画館ならでは。こーゆー迫力ある銃撃シーンを眺めてるだけで、「楽しい」と思えるのは、ぼくが長年映画を観続けたおっさんだからか(苦笑)
FBI捜査の手際の悪さや、粗野な捜査員たち。デリンジャーと仲間たちの友情と確執…。ノン・フィクションを原作としているだけにヒーロー視して描かれていないところもいい。
デリンジャーが愛したオンナ、ビリーを演じるのは、「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」でオスカー受賞のマリオン・コティアール。彼らの切なくも深い愛は、同時代の”ボニーとクライド”を連想させる。
ジョニー・デップは渋くてやっぱいいなぁ。哀しみのこもった眼が印象的だ。クリスチャン・ベールは、このあいだ「ターミネーター4」のジョン・コナー役で観たばっかなので、また出て来て驚いた。儲け過ぎやね(笑)
捜査を協力するスペシャル・エージェントの一人を、ドン・フライが演じる。ドン・フライだよ!あの、アントニオ猪木の引退試合の相手として東京ドームで闘った!これも驚いたなぁ(笑)
ジョン・デリンジャーというとぼくは1973年のジョン・ミリアス監督の傑作「デリンジャー」を思い出す。ウォーレン・ウォーツがデリンジャーを演じたこの作品は、日本では東京公開より前に地方の二本立で初公開されたという、おそろしく期待されてねーよ的扱いだったのだが、実に面白い映画で、ぼくはその時の二本立のメインは忘れたが、添え物だったこっちの方が強く印象に残っているのである。
1931年に「民衆の敵」と云う、ジェームズ・キャグニーのギャング映画の名作が誕生した。その映画の原題は"Public Enemy"と単数形である。
1933年〜34年が舞台のこの「パブリック・エナミーズ」は、まさにその時代のもの。映画の中でも1934年のクラーク・ゲーブル主演のギャング映画「男の世界」(Manhattan Melodrama)を観に行くシーンがある。
なので、音楽も当時売れていたビリー・ホリディの「Am I Blue?」や「The Man I Love」がかかり、トーチ・シンガーとして、本人が登場するダイアナ・クラールの「Bye Bye Blackbird」もとても印象的に使われている。
サントラ盤を買ったのだが、オーティス・テイラーの「Ten Million Slaves」のバンジョーを聴くと「俺たちは明日はない」を思い出させる。ザ・ブルース・フォウラー・ビッグ・バンドもイイ。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」なんかが好きな人は気に入るんじゃないかな。ラスト・シーンは久々にグッと来たぜ。ともかく大人の男で、特にジャズが好きな人にはたまらない映画だと思う。
日本では2009年12月12日公開予定とか。(アチャー、かなり先ですな…)
PUBLIC ENEMIES (2009)
Directed by Michael Mann
139 mins
30-Jul-09-Thu
(予告編 ↓)
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香港でも2009年7月15日から始まった映画「ハリー・ポッターと謎のプリンス」"Harry Potter and the Half-Blood Prince"へ行く。1作目から家族で観に行っているので、今回も(シンガポールで高校行ってる息子も帰ってきており)皆で日曜日に行ってきた。
土曜日のお昼、娘と一緒に観たのだが、盛り上がりに欠けるミュージカルであることは否めない。上映時間2時間15分も長すぎる。ドロシーをオトナの女にしたお陰で、子供用のミュージカルではなくなり、かといって大人の鑑賞に耐えるものにもなっていない。








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昭和38年、気象庁の葛木課長(芦田伸介)は台風の被害を少しでも減らすべく、富士山レーダー取り付けに情熱を燃やしていた。大蔵省からやっと予算がおり、入札制により工事にとりかかることになった。期間は2年、富士山の気象を考えると夏場の40日間しか工事できない。そんな悪条件の中、権利を得た三菱電機の梅原(石原裕次郎)と大成建設の伊石(山崎努)による工事が始まった。機材は3合目まではトラック、7〜8合目までは荷馬車で、その後山頂までは人夫が運ぶ。途中から荷馬車隊の朝吉親分(勝新太郎)らは、馬の代わりにブルドーザーで運行したが、悪天候と高山病でのワーカーの下山などで工程は大幅に遅れた。2年目は速度の上がったブルの投入、朝日ヘリコプターの気骨のあるパイロット加田(渡哲也)らの働きで、ついに600キロのレーダードーム枠組みを基礎台に取り付けることが出来たのだった。
テレビ・シリーズ「チャーリーズ・エンジェル」に出演し、人気が沸騰する。
クィーン・ラティファが「ファンの代表として」舞台に立ち、マイケルに捧げた詩人マヤ・アンジェロウさんの詩を朗読する。
香港でも2009年7月1日から始まった映画「アイスエイジ3 ティラノのおとしもの」"ICE AGE: DAWN OF THE DINOSAURS"へ小6の娘と行く。英語版なので金鐘(Admiralty)の日曜夕方の劇場は白人の小さい子供でいっぱい。
もうすぐパパになるマンモスのマニーはニコニコし、鹿も追っかけられなくなったサーベルタイガーのディエゴは自分がいやになり旅に出てしまう。友だちがみんな相手にしてくれなくなったナマケモノのシドだが、ある日氷が割れて下の世界に落ちてしまう。そこには、大きな三個の卵があり、それを持ち帰ったシドは、自分が親になり家族を作るんだ、と皆に宣言する。その卵からはティラノサウルスの子供が生まれ、それを捜しに来た母親のティラノサウルスにシドたちは連れ去られてしまう…。
「アイスエイジ」シリーズで、ぼくが好きなのは、どんぐりをいつも追っかけてるスクラット君である。彼の出るところはセリフがなく、昔の「トムとジェリー」みたいに、いつもひどい目にあうシークエンスのだが、そこがアメリカのアニメらしくてイイのだ。(これが一番の楽しみで観に行っているといっても過言ではない)
マイケル・ジャクソンが亡くなって一週間が過ぎた。
次は「OFF THE WALL Special Edition」個人的にマイケルのアルバムの中で一番好きなものである。これは2001年にリリースされたリマスター版。ぼくはこのヴァージョンは持ってなかったので買い求めたのだ。
こんな感じで、世界中でまたマイケルのCDやビデオが売れているのだろうな。またヒットチャートにマイケルの歌が出て来たりしてね。日本ではまた紙ジャケ版が出るんだね。欲しい。
2009年トニー賞授賞式をTVで見てから、ミュージカル作品賞をとった「ビリー・エリオット」の元ネタである映画「リトル・ダンサー」(00)を無性に観たくなった。
「バレエの映画」と聞いて、女子供が見る映画だと思ったら大間違い。これはおとーさんが見るべき映画の一本である。ここに出てくる父親は本当の意味で「男らしい」のだ。

