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2008年4月

2008-04-30

「シューテム・アップ」 DVD SHOOT' EM UP

Shoot 'Em Up
Shoot 'Em Up

映画「シューテム・アップ」"Shoot' Em Up" のDVDを買って来た。

日本でも5月末に公開になると聞き、まずはよかった。DVDスルーになるかと危惧していたので。
邦題も「シューテム・アップ」と英語っぽくていいね。ぼくが以前書いたレビューでは、「シュート・エム・アップ」と書いちゃってたからな。

(劇場公開時のぼくのレビュー 2007-11-06)
http://nobuyasu.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/shootem_up_b379.html

ぼくは Hong Kong Records という店の VIP Card を持っているのでDVDは10%OFFで買える。そうすっとこの作品は、HKD76(約1100円)で買えるから、コストパフォーマンスとしてはオッケーだと判断した。
ま、正直、この映画の価値はそんなものだからな(笑)

メイキングの "BALLET OF BULLETS" によると、監督のマイケル・デイビスはジョン・ウー監督の「ハードボイルド/新・男たちの挽歌」('92)を観て、いたく感動し、主役のチュウ・ユンファが、赤ちゃんを抱き病院で戦う場面にインスパイアされ、この「シューテム・アップ」の脚本を書き上げたのだと。
だが、時代はこんなドンパチの映画を求めていなくて、彼はそれから7年間、数本のインディ映画を作りながらチャンスを待った。
その間、彼は自宅のマックのパソコンで"ANIMATICS"(絵コンテの動画版)を作りプロデューサーに託した。
やがてメジャーのニュー・ライン・シネマで映画化されることになり、主役も脚本を書いている段階から想定していた、クライヴ・オーウェンを迎えることが出来たのだった。

これは、一人の男の念願がかなった夢の映画なのである。だから、(メジャー・スタジオから出た製作費を使って)ここぞとばかりに「遊んで」いる。こんなに最初から最後まで ドンパチ・ドンパチ・バン・バン・バン!な映画はなかったと思う。

このDVDには、その ANIMATICS(約22分) も収録されている。これからの映画作家はアニメも作らなきゃいけない時代なんだな、とこれを眺めながら思ったりした。

(YouTube で見れる ANIMATICS "Shoot' Em Up" -  Introduction)
http://youtube.com/watch?v=txWNgpKxKEc

ありえねー!ガン・ファイトの数々。DVDでも、この「大人の拳銃ごっこ」を楽しんでみては? ぼくはモニカ・ベルッチもまた楽しんだが(にんまり)

SHOOT' EM UP (2007)

16: 9 Anamorphic  Wide  Screen
DTS-ES  6.1  Discrete,  Dolby Digital  5.1  EX  Surround
86mins
Region 3

【関連】「ハードボイルド/新・男たちの挽歌」DVD ↓
http://nobuyasu.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_00f9.html

2008-04-25

「ドラゴン・キングダム」 The Forbidden Kingdom 功夫之王

Odoru240408 香港でも話題の映画「ドラゴン・キングダム」(功夫之王)"The Forbidden Kingdom" へ行く。香港では4月24日から公開になったので、初日に行ってきた。

ジャッキー・チェンとジェット・リーという二大"巨星"の初競演。これは、例えるとキングコングVSゴジラ、座頭市対用心棒、プロレスでいうと昔の馬場対猪木! 級の「おおっ!」と期待させるものである。だから一映画ファンとして楽しみにしていたのだ。(それにしても、例えが古すぎるよな…昭和ばっかし<汗>)

香港では、広東語版と英語版と両方公開になっている。ぼくはてっきり香港映画だと思ってて、広東語版で観たいなと思っていたのだが、時間が合わず英語版で観た。で、観てびっくり、これはハリウッド映画だったのですな!

物語を簡単にいうと、香港製のカンフー映画オタクのアメリカ青年が、チャイナタウンの質屋で託された"伝説の棒"を持って、昔の中国へタイムスリップし、その棒を本当の持ち主(The Monkey King)に返す旅をする、というもの。

冒頭、雲の上にそびえる山の頂上で孫悟空みたいなのが棒を振り回して戦っている。よく見るとジェット・リーだ!やがてそれがオタクの見ている夢だとわかる。ベッド横のテレビでは昔の「西遊記」の映画が映っている。そしてタイトルバックへと続くのだが、このタイトルは、昔から香港映画を見続けてる人にはたまらなく「イカした」もので、これだけで凄くわくわくさせる始まり方だ。

二大スターの競演ということで、どちらの名前が先にクレジットされるか?と思ったが、

J A C K I E   C H A N
E
T

L
I

となってて、なるほど!縦と横にして同格であると見せている。うまいな。

Odoru2404082 もうともかく、劇中のジャッキー・チェンとジェット・リーの闘い(5~6分はあったかなぁ)は、映画史上に残るであろう素晴らしい場面で、まるでフレッド・アステアとジーン・ケリーの「ジーグフェルド・フォリーズ」のダンスにも匹敵する見事なものだった。つまり”この二人”でしか出来ないものなのだ。酔拳対少林寺だよ!これが見れただけでもこの映画の価値があったといえよう。

映画として物語の展開は、この闘いが余りに素晴らしいので、その後失速してしまう感は否めないが、監督ロブ・ミンコフ(スチュアート・リトル)やスタッフの香港製カンフー映画の<好きさ加減>がよくわかり、最後まで、(お決まりの)ある意味期待を裏切らない、安心して観れる映画になっている。(ストーリーが読めてしまうのが難といえば難だが…)

ただ個人的に、主人公の"のび太"みたいなオタク青年を演じるマイケル・アンガラノが、あまりに華がなさ過ぎて、どうしても好きになれなくて(ミス・キャストだと思う)、それがためにこの映画を好きになれないのがちと辛い。雀役のリウ・イーフェイはかわいかったけどね。

脚本のジョン・フスコは、東洋の哲学的思想を、西洋に伝える(West meets East)という試みを上手にやっているといえる。たぶん「燃えよドラゴン」がベースなのだろう。
彼は、現在製作準備中のリメイク版「七人の侍」の脚本も担当しているという。オリジナルを知っている人間からは、恐れ多い所業と思うが、果たしてどんなものが出来るだろう。ちーっとも期待してないが、気にはなるよな、やっぱし。

それにしても… かつて、手製のヌンチャクでプルース・リーの真似をして、それが頭に当たって涙目になってた男(←俺)が、香港の映画館で、香港人の観客と一緒にこの映画を楽しめたというのは、やっぱ幸せなことだったなぁ、としみじみ思っているのでありました。

The Forbidden Kingdom (2008)  功夫之王

113mins

2008-04-21

「クローバーフィールド/HAKAISHA」 DVD Cloverfield

「クローバーフィールド/HAKAISHA」 "Cloverfield"のDVD(アメリカ盤)が発売された。映画も凄かったが、このDVDも凄いぞ!

お店で、Blu-rayはないのか?と聞いたら「ない」という。考えたらパラマウントだから、まだなくて当然である。いずれ出るだろう、けどそれまで待てないよな。
まずパッケージは、横面に"NEW SECRETS REVEALED"(新たな秘密を公表)とシールされてて(チープだが)それなりに凝った作りになってる。

映画本編のことは劇場で観た時に書いている(下↓)ので、今回は特典映像のことを書こう。http://nobuyasu.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/clover_field_8b29.html

DVDの時代になって、良かった事の一つは、各作品のメイキングや、スタッフ・キャストの話が聞けることである。ぼくは何十本、いや何百本かのDVDを見て来たが、今回の特典映像はめちゃめちゃ面白いぜ。

この映画はある意味、映画史上に残るかも知れない、逃げ惑う人間の視線から見た怪獣映画なので、劇場で観た時から「どうやって撮ったんだろう?」というシーンが多かった。
それをこのDVDでは、「こうやって撮ったんだよ、ぼく」 という感じで見せてくれるので、とても興味深いのである。

特典映像は、Making of Cloverfield(約28分)、Cloverfield Visual Effect(約23分)、I Saw It, It's Huge(約5分)削除されたシーン集、もう一つのエンディング(2ヴァージョン)、NG集など。

Odoru210408 このうち特筆すべきは、"Cloverfield Visual Effect"である。「ヴァーチャルにマンハッタンを破壊するのだ」というスタッフの信念のもと、数々の名シーンを作り出した、その舞台裏を見せてくれる。
コンピュータ上で、①グリーン・スクリーンでの役者の演技 ②マット・ペインティング ③壊れるビルのCG ④煙だけの映像、等々を幾十にも重ね合わせて、一つの場面を作っていく。
特に、あの(ネタバレだが、もう言っちゃっていいよね?)ヘリの落下のシーンはこうやって撮ったのか、ふんふんとうなずいて見ちゃったよ。
デジカメで本当に撮ったんじゃないかと思わせる臨場感を出したスタッフの絵作りのこだわりを見ていると、映画は撮影監督だけじゃなく、今やこんなCG職人たちが支えているのだなと改めて思った。

プロデューサーのJJエイブラハムはこう語る。
「この映画製作のきっかけは、東京へ行った時、おもちゃ屋で"ゴジラ"のフィギアを売っているのを見て、数十年前の怪獣がまだ売られてることに衝撃を受け、自分たちでもそんな<怪獣>映画を作ろうと考えたんだ」

モンスター製作スタッフも、「怪獣は、"キング・コング"以外は日本が独壇場だ。だからアメリカ産の怪獣を作ろうと思った」と語る。

主人公が日本へ行くことといい、エンドクレジットのゴジラのテーマに酷似した音楽といい、やはりこの映画はゴジラはじめ日本の怪獣映画へのオマージュだったのだな、と改めて思った。

メイキングを見ると、製作現場では、徹底した かん口令が引かれていたことがわかる。その作戦は見事功を奏したと思う。初めて見たときの衝撃度の大きさったらなかったからね。(酔ったし…)

メイキングのラストで、もう一人の製作者ブライアン・バークがこういう。
「もし子供の時にこの映画を観ていたら、こんな映画をいつか自分で作りたい、と思っただろう。この映画を観た、次の世代のフィルム・メーカーたちがどんな映画を作るか早く観て見たい」
大きなプロジェクトを成し終えた後の人間の自信に満ちた言葉だな。

この映画のもう一つの魅力は女の子が皆美人でかわいいことだ。べス役のオデット・ユーストマン、ジェシカ・ルーカス、クモ怪獣にやられちゃうリジー・キャプランもいいよね。こんな娘たちとなら一緒に逃げられるな(爆)

このDVDはでかい画面で、皿うどん、もといサラウンドで観るのも当然良いが、パソコンの画面で観てもしっくり来る。それの方がなんかリアルな感じもするから不思議だ。

最後に、YouTubeでは既に話題になっているが、本作のラストシーンのコニーアイランドの海の全景シーンで、画面の右上空から海に向かって何かが落下するのが映っている。
これもCG職人が作ったのか?それとも偶然映ったものか? YouTubeか、DVD買って確認されたし。

(YouTubeで見れる「もう一つのエンディング」)
                  ↓
http://youtube.com/watch?v=Q86ezGBdmz0

Cloverfield (2008)

Widescreen enhanced for 16:9
Dolby Digital 5.1 Surround
84mins
Region 1

(アメリカのAmazon.comを見ても4月22日発売となってるのに、ぼくはHong Kong Recordsで4月10日に買った。HMVでも12日から売っていた。香港恐るべしだな。)

2008-04-18

「ミス・ペティグリュー・リブス・フォー・ア・デイ」(原題) Miss Pettigrew Lives for a Day

Odoru1804081 久しぶりに大人向けのコメディがやってきた。題名を「ミス・ぺティグリュー・リブス・フォー・ア・デイ」(原題)"Miss Pettigrew Lives for a Day" という。
主役のミス・ペティグリューを演じるのは「ファーゴ」のフランシス・マクドーマンド。共演が「魔法にかけられて」のエイミー・アダムスで、1930年代のロンドンが舞台のコメディと聞けば、わかる人には、「面白そう」と思ってもらえるだろう。

1939年、戦火が忍び寄るロンドン。中年のミス・ペティグリュー(マクドーマンド)は、家庭教師(Nanny)の職を不当に解雇されてしまう。困った彼女はヴィクトリア駅の前でふるまう無償のスープにありつくが、後ろから人に押されて、こぼしてしまったりして食べ物にもありつけない。次の仕事を貰おうと紹介所へ行くが、けんもほろろに断られ、思いあぐねた彼女は、机の上においてあった、ある依頼者の名刺を盗んで、さも自分が選ばれたかのように振舞い依頼者の元へ行く。依頼者は若いアメリカの女優兼歌手のデルシア(アダムス)というかわいい女。今付き合っている彼が三人もいて、着いてすぐ彼氏同士がバッテングしそうな場面をペティグリューが気転を利かせてうまく処理したことで、彼女は”ソーシャル・セクレタリー”として働くことになる…

Odoru1804082 もう昔のシチュエーション・コメディが好きな人にはたまらないテイストである。マクドーマンドの演技は貫禄モノだし、エイミー・アダムスも、マリリン・モンローのような、ちとおつむは弱いがかわいいシンガーを上手く演じている。(彼女は「魔法にかけられて」でブレイクして、作品選定が大事な時に、なかなか良い映画に出演したんではないか。)
プロットから展開から、古臭いといわれるかも知れないが、これだけ芸達者な面々が<素晴らしい美術>セットと衣装で、ジャズをバックにコメディを繰り広げているのをながめてるだけでニンマリできる。
ウディ・アレンっぽいかな、と一瞬感じた部分もあったが、さにあらず。ラストも、ウディのようにシニカルでなく、ハッピーな締めくくり方で気に入ったよ。

監督は、1965年生まれインド系のブハラット・ナアルリ(Bharat Nalluri)で、IMDBで調べたら主にTVで活躍していた人のようだ。これから出てくるかな?

日本では、いつ公開になるか知らないが、大人の方々にお薦めです。(三谷幸喜さん辺りが好きそうな感じ)
中高年の男性が、この作品をチョイスして、妙齢の女性を映画館へ誘ったら貴方のセンスの良さがわかってもらえると思うよ。
決して大傑作ではないが、ハートウォーミングで素敵なコメディ映画でした。

Miss Pettigrew Lives for a Day (2008)

92mins

Miss Pettigrew Lives for a Day (Widescreen & Full Screen Edition) Miss Pettigrew Lives for a Day (Widescreen & Full Screen Edition)
John DeBorman

Made of Honor Baby Mama Then She Found Me Definitely, Maybe (Widescreen) Australia

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2008-04-16

「続・荒野の用心棒」DVD Django

続 荒野の用心棒 [DVD]
続 荒野の用心棒 [DVD]

春休みに日本へ一時帰国した際、「続・荒野の用心棒」のDVDを発見したので即買いした。このあいだ、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」を観てから、久しぶりに観たいなと思っていたからだ。

三池崇史監督の「スキヤキ~」は、この映画からインスパイアされている場面が随所にあり、この「続・荒野の用心棒」を知ってる人間には本当に楽しめる内容だったからである。
(「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」 レヴュー)
http://nobuyasu.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/sukiyaki_wester_0c8d.html

Odoru160408_3 この映画の原題は"Django"。ジャンゴはフランコ・ネロ扮する主人公の名前である。なので、初めて見た時、なんでこれが「続・荒野の用心棒」やねん?と思ったものだ。(ま、そんなこというと全てのマカロニ・ウエスタンの邦題は矛盾が多いけどね)

「ジャンゴ~♪」と一度聴いたら耳について離れない、エコーがかかったような歌声に乗って、フランコ・ネロが棺桶を引きずって泥んこの荒野を歩いているタイトルバックを観て、昔テレビでこの映画を見たときのことを懐かしく思い出した。

ぼくが中学生だった、その頃のテレビの洋画劇場は、マカロニ・ウェスタン全盛で、「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「荒野の一ドル銀貨」「怒りの荒野」など、マカロニの傑作をよくやっていた。
なけなしの小遣いで、キングレコードのサントラ盤なんかを買って主題歌を聴いたものだが、買ったあとすぐ、関光男さんがNHK FMでやってた映画音楽の時間に、マカロニ・ウェスタンの特集をやってくれて「買わなきゃよかった!」と涙ぐんだこともあったな。(いつも録音して聴いてたもので…)

このDVDは嬉しいことに、昔の洋画劇場と同じ吹替えを収録してくれている。フランコ・ネロを、小林清志。その他も、大平透、来宮良子や穂積隆信など、ベテラン揃いのいいキャスティングである。当時の2時間枠の映画劇場は、CMを抜いた正味の放送時間が91分で、この作品の上映時間は92分なので、ほぼノーカットでテレビ放映していたこともわかった。カットしたところはホンの一瞬で、字幕に変わるところも一箇所くらいだった。

画像も今回キレイにレストアされ、ワイドスクリーンで収録されている。初めて横長の画面でこの映画を眺めていたら、改めて、絵作りにこだわっていたことがわかった。あの泥んこの町の真ん中にぶっとい木がおいてあるのは、棺桶からマシンガンを出して撃つため以外にも絵的に面白いからだったんだね。斜め上からのフランコ・ネロを撮った絵もかっこいいし…
あと、ラストシーンは、今回観て唸ったね。素晴らしいアングルだったのだな。トリミングされたテレビではわからなかった。ガン・ファイトの後、墓場をとぼとぼと歩くジャンゴ…。全てをひとつの画面で見せて表現している。これは映画史上に残る名ラストシーンじゃないか!?
安い製作費でもこれだけのことが出来るんだという一つの見本である。

ぬかるみの中を棺桶をひきずることは、主人公が過去をひきずっていることの表れだろう。その男が一人の女を愛することで、未来を夢見ることができるようになる。これは暗いウエスタンに名を借りた男女の再生の物語なのだ。

様々な作家に影響を与えたマカロニ・ウエスタンのクラシック。男の子は一度は見ておく映画の一本だと思う。

Django (1966)

16: 9 Letter Box
Dolby Digital Monaural
Itarian, English, Japanese
92mins
Region 2

続 荒野の用心棒 [DVD]
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エスピーオー 2007-03-24
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2008-04-13

映画 「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」 Horton Hears a Who!

Odoru1304082 春休みに香港でも公開になった映画「ホートン ふしぎな世界のダレダーレ」"Dr. Sauss' Horton Hears a Who!"へ行く。娘も月曜(4/14)に新学期が始まるので、日曜の朝一番で行って来た。この時間だと値段が安いので助かるし(均一料金: 約675円)、休みの間娘は遅くまで寝てたので"リハビリ"も兼ねてるわけだ。

「アイスエイジ」のクリエーターたちが作ったこの新作アニメは、親子で楽しめる上出来の映画だった。声優陣も、主役のゾウのホートンにジム・キャリー。ダレダーレ市長に"40歳の童貞男"スティーヴ・カレルとコメディとしても豪華な布陣。金鐘のAMC Pacific Place で観たので、場内は西洋人の家族連れが大半で、大人にも大ウケだったよ。

ある日ジャングルで水浴びをするゾウのホートンは耳元で「助けて!」という言葉を聞く。なんだ?と目を凝らしてみると、どうもホコリのようなものの中からその声が聞こえるではないか。心やさしいホートンは、そのホコリのような国ダレダーレをピンクの花の上にのせ、この世界で一番安全な場所へと届けてやろうとする…

最初から最後まで、飽きずに観れる面白い映画だ。10歳の娘も「ラスト、ドキドキしたし、感動した」と話してた。

今回驚かされたのは、CGの<水の質感>である。ホートンがジャングルで水浴びするときの水のリアルさったらない。その技術の進歩は目を見張るものがある。
だが、それ以上に素晴らしいと思ったのは、都会であるダレダーレの街にある建築物や小道具などの<不思議な>世界と、ジャングルのカラフルでヴィヴィットな色合いなど、背景や美術の「絵」のセンスの良さだ。子供のものだと馬鹿にしてはいけない。この映像はある種アートな感じなんである。

映画が始まる前に「アイスエイジ3」の予告編があった。相変わらす氷の中をリスがドングリを取りに行くギャグなんだが、穴から落ちた先がティラノサウルスのシッポの上だった、というもので、2009年夏公開!となってた。娘に「じゃぁ、来年の夏はこれね!」と言われた。また、朝の安い時に連れて行こうと思った父親であった(笑)

Horton Hears a Who! (2008)

86mins

ホートン/ふしぎな世界のダレダーレ (Blu-ray Disc)
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2008-04-11

「ランボー 最後の戦場」 RAMBO

Odoru100408 「ランボー 最後の戦場」"RAMBO" が4月10日から香港でも公開になったので初日に行って来た。今回のランボーはエグイぞ!ランボー史上最高の乱暴さだ!(←オヤジギャグ)

映画が始まる前に、この映画はCategoryⅢ、つまり"18歳未満お断り"が出たので「へー?」と思ったが、観終わって納得。バイオレンスが凄いわ。これはお子ちゃまには見せられない。
一番最初の「ランボー」('82)"First Blood"は、当時大学生のぼくは、付き合ってた彼女と見に行った記憶があるが、今回のはデートにはあんま向かない映画だ。

落ちてきた爆弾で、人間の手や足が血とともに飛び散る。50ミリ砲で撃たれた頭が一瞬で吹き飛ぶ。子供をナイフで刺し、赤ちゃんを火の中に投げ入れる。豚が死体を食べる…
CG処理とはいえ、ナマナマしくて、ぎょっとしたよ。

今回の舞台は60年にも及ぶ内戦が続くビルマ国境(今はミャンマーなのだが、映画の中ではこういう)。ジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)は、タイのジャングルで、ボートに乗り、コブラを捕まえては観光業者に売り静かに暮らしていた。ある日、アメリカ人のグループがやって来て、彼にビルマへ船で連れて行ってほしいと頼む。彼らは、コロラドの教会から来たボランティアで、軍事政権により迫害を受けているカレン族へ医療品を届けに行きたいというのだ。ランボーは「やめておけ」と断るが、サラ(ジュリー・ベンツ)という女性の訴えに負け、彼らをボートで送り届ける。

やがて恐れていたことが起きる。武装した軍が村を急襲し、村人を皆殺しにし、アメリカ人たちも拉致されてしまったのだ。教会の牧師は、大使館へ訴えても埒があかないことを知り5人の傭兵を雇い入れ、ランボーにボートでの案内を依頼する。
その傭兵たちと共に、ついに立ち上がることを決意するランボー。残虐非道な軍へ戦いを挑み、果たして無事に人質を奪還出来るのだろうか…?

罪もなく、武器ももたない村人を、まるで遊んでるように殺すビルマ軍。田んぼの中にわざと地雷を投げ入れ、そこを村人たちに走らせ、吹き飛ぶ人間を笑いながら見てる。ひどい奴らだ、と思った瞬間、兵士の頭を一本の矢が貫通する。ランボーだ!その後、他の兵士たちも矢で打ち殺すランボー。
バイオレンスにはバイオレンスを持って対抗する。暴力反対!などと訴えてみても戦場では何の意味も持たないことを思い知らされる。

今までのランボー・シリーズでは、それでもヴェトナム後遺症のランボーの苦悩というものがあったが、今回は戦闘シーン(つまり人が死んでいく)が延々続いて、見終わった時にすさんだ感じが残る。戦争の無意味さとはこういうものなのだろうか。

ゲームなんかで、簡単に人を殺すものを見慣れた若者には、なんてことない映像なのかも知れない。だが、ぼくのようにゲームをしない、大人の観客には痛みが伝わるはずだ。こういう映像に麻痺していく現代がいいのか悪いのか、なんてことも考えさせられた今回の「ランボー」だった。

RAMBO (2008)

91mins

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2008-04-09

映画 「恋空」

息子の高校の入学式のためシンガポールへ行った。我々は香港で暮らしているが、日本を除くアジアで、日本語で授業をしてくれる高校はシンガポールにしかない。息子は、日本へ帰るという選択肢もあったが、シンガポール行を希望したのでそうさせたのだ。今後は寮で生活をする。親としては淋しいが、15歳で息子は(小さな)巣立ちをしたわけである。

4月7日に入学式も無事に終え、夕方便での帰路、シンガポール航空の機内で「恋空」を観た。高校生の親となった自分は、今、彼らがどんなものを見ているのか、興味を持ったからである。(以下、ネタバレご容赦)

Odoru070408_2 美嘉(新垣結衣)は、高校一年生。夏休み前だけど、まだ彼氏がいない。ある日学校で携帯電話をなくして、図書室を捜していたら、聞き慣れ た着メロが鳴ったので、てっきり友達が鳴らしてくれたと思い電話に出たら、聞いた事もない男の声がした。それがヒロ(松井弘樹)との出会いだった。美嘉ははじめうっとうしく思っていたヒロからの電話を段々楽しみにしてる自分を発見する。夏休みが終わり、初めてヒロに学校で会ったが、それが髪を白く染めた不良の男で他に彼女がいることもわかり最初は警戒する。だが、ヒロは彼女とは別れ、自分のことを本当に愛してくれるとわかり、美嘉は彼を受け入れる…

それからの展開は、ヒロの元カノに頼まれた男たちに美嘉はお花畑でレイプされ、やっと傷が癒えたら、図書室でヒロとセックスして妊娠、また元カノが来て階段から落とされ流産、ヒロはそれが元で美嘉を振り、傷心の美嘉はやさしい大学生の優(小出恵介)と出会い付き合うが、ヒロがガンで余命幾ばくもないと知らされ、優と別れ、美嘉はヒロの最後の日々を共に過ごす、というもの。

映画の出来は、主演が今をときめくガッキーなので、事務所がOKするわけがなく、レイプシーンやキスシーンもNGで、お陰でセンセーショナルでリアルな感じが全くない。ただ現代の高校生の生活をスケッチしたような、あっさり味の映画で、さわやかな青春モノになってる。だからだろうが、幼稚でお気楽な印象を持たせ、感動はなかった。

この「恋空」は、映画としてはもう一つだが、携帯小説として読んだら結構面白かったんじゃないかな思った。
ぼくは、香港に住んでるので、携帯で小説など読んだこともないのだが、若者が好きそうなフレーズと雰囲気だけの文体で、しかも、次から次へと驚くような展開がある。

初めてのセックスの後で、「ヒロ、こんなやさしい痛みがあるなんて知らなかったよ」なんてメルヘンチックで、若い女性には受けるんだろうね。

ま、もっともぼくらおっさんも人のことは言えなくて、その昔、お堅い「日本経済新聞」に渡辺淳一の「失楽園」が連載されたとき、”不倫”という、してはいけないからこそ燃える、これぞ「純愛」だと訴える渡辺先生の筆に、満員電車で通勤する会社員は夢中になり、一流会社のおエラいさんまで読んで話題にしていたからだ。

この「恋空」の主人公、美嘉とヒロは、純粋にお互いを想っている。そういう意味で、こういう物語に若者がハマるというのはまだ日本は健全なのかな、と思う。
親として、積極的に「観ろ」とは子供に言わないが、観たとしてもさほど目くじらを立てるほどのものではなかった。

それにしても、現代の若者はいいよな。こんな映画があるから、デートで女の子を誘いやすい。ぼくらの青春時代(70年代)の日本映画は、ヤクザものか、アイドルものか、寅さんか、ロマンポルノみたいなものしかなかったからね。
ある意味うらやましく思う。息子も頑張ってほしい(←何をだ!?)

「恋空」(2007)  Sky Of Love - Someone I Love Is There

129mins

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2008-04-08

祝!「ホット・ファズ HOT FUZZ」 日本公開!!

やった!英国産の痛快娯楽映画の傑作!「ホット・ファズ」”Hot Fuzz”の日本公開が決まった(mixさん情報ありがとうございます)。邦題は「ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン」で7月初旬公開予定。わたなべりんたろうさんの「『Hot Fuzz/ホット・ファズ』劇場公開を求める会」の署名活動が実ったわけだ。
http://intro.ne.jp/contents/2008/04/05_0817.html

ぼくのつたないこのブログでも、2007年8月4日に「ホット・ファズ HOT FUZZ」のことを紹介してから、今まで、そのページに1,000ヒット以上のアクセスがあった。素人のブログでもこの反響なのだから、ぼくはこの映画のヒットを確信している。
http://nobuyasu.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/hot_fuzz_dvd_2_3191.html

Odoruhotfuzz5_2もしその頃ぼくも日本へ帰れるなら、ぜひ劇場で楽しみたい。本当によかった。これで日本も先進国であることが証明できたような感じ(笑)

気が早いが、DVDが発売になったら、ぜひ特典映像を見てください。英国誌DVD Review 4月号の2007年ベスト・ディスク賞で、「Hot Fuzz ビデオ・ブログ」がベスト特典映像に選ばれているから。撮影日誌のようなこのビデオ・ブログからはスタッフ、キャストのこの映画への熱い思いが伝わってくる。サービス精神旺盛で、映画も面白いが、これも面白いんだから。

残念ながらベスト・ディスク大賞は「『ブレード・ランナー』アルティメット・コレクターズ・エディション」に取られたが、昨年度ぼくのベスト・ディスクは「ホット・ファズ」です。

これでエドガー・ライトとサイモン・ペッグの日本での知名度が上がるな。
これを観たら、「グラインドハウス」のフェイク予告編製作に、なぜ彼らが指名されたのかがわかるはず。今後期待できる奴らだぜ。絶対に見逃すな!

BAD BOYS Too Good !!!

2008-04-06

映画「HERO」

毎度おなじみ機内上映で観た映画の話。今、息子の高校の入学式のためにシンガポールへ来てるので、その機内(Sin Air)で観た映画「HERO」。いわずと知れたキムタク主演、フジテレビのTVシリーズの映画化である。

香港でも昨年11月末に上映され、上映前日にはTVの地上波で「HERO」スペシャルを放送していた。フジテレビがやるのとほぼ同じやり方で宣伝もしたためか、香港でもヒットしたようだ。
ま、もともとキムタクは香港でも人気があるからね。

Odoru060408_2 で、映画だが、ぼくはこういうフジテレビの戦略にまんまとハマるのが嫌であんま「CX系ムービー」は観ないのだが、今回は疲れてたので邦画を観たかったのと、他に観る映画がなかったので消去法で観た。…だが、はずかしいことに、泣いちまったのだ!

今回は、木村拓哉扮する久利生公平検事が東京地検へ帰ってきて、とある傷害致死事件を任されるが、これが実は大物代議士で大臣の花岡の影がちらつく事件だった…という話。

なんで、泣いたかというと、この大物代議士をタモリが演じ、証人席でキムタク検事の尋問で「こんなくだらない裁判に呼び出されて…」と憤慨する場面でのキムタクの弁論がいいのだ。
"くだらないと云う事件の中に、被害者のどれだけ悲しいドラマがあったのか”ということを切々と話すのである。

日本には「自分はえらいと思っている」政治家が多すぎるので、ここはキムタクが本当にHEROだったよ。

キムタクは、昨年末に再放送で観たTBS「華麗なる一族」がとても良かった。「武士の一分」も頑張ってた。
(作品に恵まれているが)彼は、なんだかんだ言って今の邦画界で一番客が呼べる「スター」になったと思う。
もっと映画俳優として<往年のスターとおなじような>評価をしてあげて良いんじゃないかとちょっと思ってる。昔の名画座なら、とっくに特集上映してたろう。

脇を固める俳優陣も、松本幸四郎はじめ(松たか子との親子競演)、イ・ビョンホンまで出ている。フジテレビは、お金(チケット代)の取り方がやっぱり上手いよな。
演出も、映像もテレビの延長って感じで、点数をつけると60点でも、TVスポットとキャストの力技でヒットに持ち込む。
ま、それより何より、踊らされて映画館に足を運び、夏休みにはお台場へ出かける日本人。みんな本当にフジテレビが好きですなぁ…

「HERO」(2007)

130mins

2008-04-03

「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」 Charlie Wilson's War

Odorucharliewilsonswar 香港でも始まった「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」"Charlie Wilson's War" へ行く。トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマンというオスカー主演賞をとった三人が出演し、マイク・ニコルズがメガホンをとる政治コメディと聞き、ぼくは公開を楽しみにしていたのだ。

1980年。テキサス選出の下院議員であるチャーリー・ウィルソン(ハンクス)は、今夜もラスベガスのホテルの一室で、仲間たちと酒やドラッグをやりながらおねーちゃんと混浴風呂を楽しんでいた。そこでたまたま見たテレビのニュースで、アフガニスタン難民の困窮ぶりを見て気になっていたところ、カノジョの一人で、テキサスの大富豪ジョアンヌ(ロバーツ)からアフガニスタンをソビエトから救うよう依頼される。首都カブールを訪れたチャーリーは難民キャンプを視察し、帰国してすぐにCIAにコンタクトをとり、変わり者のガス(ホフマン)と共に小国を救うために行動を起こすのだった…

Odorucharliewilsonswar3 これは本当にあった話で、結果的にソ連がアフガンから撤退したことで、冷戦に終止符が打たれることになる。その意味では「へぇー」という話だ。政治的にはたいした業績もなく、女たらしで、たえずシングルモルトのウィスキーを飲んでいる田舎議員がたった一人で冷戦を止めたのだから。

ま、歴史というのは皮肉なもので、その時点では彼がヒーローだったかも知れないが、アメリカがアフガンへ武器をもたせたことで、今やそのテロの脅威にアメリカのみならず世界中がおびえて暮らさなきゃいけないわけで、長ーい歴史の中では、本当にヒーローと呼べるかどうかは「ビミョー」な感じである。

んで、映画としての出来だが、まぁまぁと言ったところ。ハム・トンクス、もといトム・ハンクスは相変わらず "Good American" を演じてて、特にアフガン難民キャンプに立ち、それまでのいいかげんな男が「何か」を決意して、行動しようとする時の表情はかっこよくもあり、(彼はプロデューサーでもあるので)役得もあるが、やっぱり二代目ジェームズ・スチュワートを狙っているのかと勘ぐってしまう。
Odorucharliewilsonswar6 大富豪役のジュリア・ロバーツだが、つけまつげを安全ピンで一本ずつわけていくメイクのシーンのアップでは「老けたなぁ」と思い、もうラブコメには出れないかもなぁ、と時間の残酷さを見せつけられた感じ。
フィリップ・シーモア・ホフマンは、ネクタイをわざと短くしめて不格好さを際立たせててるが、相変わらす演技は上手で、CIAの異端児だが、チャーリーのために貢献する役を演じ、本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。

チャーリーの秘書役で「魔法にかけられて」のエイミー・アダムスが出演。今回はちょっと地味な秘書役。といっても他に3名女性秘書がおり、この娘たちがとても派手なもんで(まさに"チャーリーズ・エンジェル")よけいに地味に見えるというだけなのだが。
この秘書たちと、ホフマン演ずるCIAのおっさんが交互にチャーリーの書斎に入るシーンは笑える。

香港の劇場では年配の客が多かったな。
日本では5月17日公開とGW後の中途半端な時期で、配給会社の"期待してなさ"が伺えますな(笑)

Charlie Wilson's War (2007)

102mins

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2008-04-01

「スパイダーウィックの謎」 The Spiderwick Chronicles

Odoruspiderwick 春休みなので、子供たちを連れて「スパイダーウィックの謎」"The Spiderwick Chronicles"へ行ってきた。「ホートンふしぎな世界のダレダーレ」とどっちへ行くか迷ったが、中学生の息子が「こっちのほうがまだまし」というので決めた。

両親が離婚したため、母と共に田舎の森の中にたたずむ古びた屋敷に越してきた姉弟。姉(サラ・ボルジャー)、双子の兄弟ジャレッド(フレディ・ハイモア)とサイモン(フレディ・ハイモア)は、着いた日に、屋敷の壁の中を動く小動物を発見し、壁をほうきでつついたところ壁が抜け、中に手動の小さなエレベーターと鍵を発見する。屋根裏部屋へ行き、鍵を使ってジャレッドが見つけたものは、80年前にこの家の主人で大叔父であるスパイダーウィック氏が残した謎の書物。「絶対に読んではいけない」と注意書きがあったにもかかわらず、ジャレッドはこれを開けてしまう…

この後、妖精(ゴブリン)たちが現れて、本を渡せ!と大暴れするという話なのであるが、96分の間あまり飽きずに観れる<小品の>ファミリー向けファンタジーであった。

Odoruspiderwick2 10歳の娘が、はじめは「怖そうだから観たくない」と言ってたのだが、観終わったら「面白かった!」と言ってた。
うちの子供たちは、ジャレッドとサイモンの双子の役をフレディ・ハイモアが一人二役していたことを気づかなかった。それくらい主役のハイモア君は上手かったし、SFXも上出来だった。

家の中で、ガイドをしてくれる小さな妖精が機嫌が悪くなると顔がパンパンで緑色になり、ハチミツを与えると治まるのが可笑しい。悪い妖精たちが、蛙みたいで、どっかで見た事あるな?と考えたら「スター・ウォーズ エピソード1 ファントムメナス」に出て来た、ジャージャービンクスの親分ボス・ナスに似てる。SFXをILMとティペット・スタジオが担当してるので似て当然か?「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」に出てたヒポグリフ(馬に羽根があるようなやつ)に似てる妖精も登場する。息子に「似てたよな?な?な!」と言ったら「神話に出てくる妖精たちだからどうしても似てくるんじゃない?」と"大人の"受け答えをされてしまった(苦笑)

Odoruspidewick3 印象としては、設定は「パンズ・ラビリンス」だけど「グレムリン」っぽいファンタジーという感じかな。

日本ではゴールデンウィークに公開のようだが、肩の凝らない気楽な娯楽映画なので、お父さんも見れると思う(ただ親子4人で5,600円払う価値があるかどうかは「小品」だけに?だけど)。ローティーンの子供のいる家族には薦められるが、離婚した家庭なんかはチト辛いかも。劇中、母子の間でそのための諍いもあるんでね…

エンド・クレジットが美しくて良い。息子が「(PSPなんかの)ゲームを終わらせた時みたいだ」と言ってた。

「チャーリーとチョコレート工場」「オーガスト・ラッシュ」そして本作と、主役のフレディ・ハイモア君は売れっ子になってるね。「ホーム・アローン」の子役だったマコーレー・カルキンのように青年になってグレないよう祈る。

The Spiderwick Chronicles (2008)

96mins

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