『ドラゴン・プロジェクト』 精武家庭 House of Fury (午後のロードショー)とジリアン・チョン
一昨日(2009年9月1日)の朝、新聞のTV欄を見てたら、あんとTV東京・午後のロードショー『ドラゴン・プロジェクト』(精武家庭 "House of Fury")とあるではないか!すぐにロケフリから予約録画をして、仕事が終わり家に帰ってから楽しんだ。
いやぁ、懐かしかった。この映画は、ぼくが香港へ来た頃に劇場で公開になり、家族で観に行った最初の香港映画だったからである。(香港では2005年3月24日公開)
その日の夕食後、娘と一緒に観たのだが、当時小学校2年だった娘は、劇場へ行ったことを忘れていたが、映画の途中で「あ、みたことある!」と思い出したようだった。(日本語吹替えが嬉しい)
当時はまだ、映画館の冷房(めちゃ強い)に慣れなくって、今は亡き妻も寒がっていたことや、レイティングがよくわからなくてⅡB (Not Suitable For Children)なので、窓口で聞いたら「この映画は大丈夫よ」とおばちゃんに云われ、案外えーかげんなんやな、と思ったことなど思い出した。
整骨院を営むユー・シウボウ(アンソニー・ウォン)は、妻に先立たれた男やもめで、2人の子供と暮らしている。息子はオーシャン・パークでイルカのショーをやってるニッキー(スティーブン・フォン)。娘は高校生のナタリー(ジリアン・チョン)である。2人は小さい時から父親にクンフーを教えられ育てられていたので、兄弟喧嘩もハデにクンフーでやってしまう間柄だ。もう大きくなった子供たちはお父さんのことをちょっとめんどくさく感じていた。
だが、お父さんはじつはシークレット・エージェントで働く男だったのだ。整骨院の裏にコントロールセンターがあることは誰も知らない。そんな父親が、ある日謎の男ロッコ(マイケル・ウォン)に拉致されてしまう。兄弟二人は、ナタリーのボーイフレンド、ジェイスン(ダニエル・ウー)の力も借りながら、父親を救出すべく行動に移すのだが…。
監督・脚本は、長男ニッキーも演じているスティーブン・フォン。製作は、ジャッキー・チェンだ。
クンフー場面は、ワイヤーも使い、きびきびと小気味いい。テレビではカットされていたが、食事中に兄弟喧嘩を足だけでやるところなんかも面白いし、ロッコの息子の西洋人の子供が長い棒で攻撃してくるところも迫力がある。元エージェントのじーさんのアクション場面も(ありえないが)面白く見れる。
物語は、『スパイキッズ』と『ミスター・インクレディブル』を足して2で割ったようなものだが、クンフー場面が、(見慣れた)香港映画って感じで、懐かしさとともに安心して見ていられるのだ。それに家族愛もあるので、(我が家のように)ファミリーで見ても楽しめるクンフー・アクション・コメディ映画である。平日の昼間にTV東京で放送したのもそういう意味では正解だ。ま、もうちょっと早く夏休みにやったら少年・少女たちも楽しめたろうにとは思うが…。
アンソニー・ウォンが経営する整骨院に、ロッコの手先がやってきて滅茶苦茶に壊された時、表札の真ん中の漢字がとれて「精武 館」となる。これは『ドラゴン怒りの鉄拳』でブルース・リーが守ろうとした道場の名。だから、ウォンは、リーの真似をするのだ。
ちなみに『怒りの鉄拳』の英語題は、Fist of Fury。本作は、House of Fury である。
オーシャンパークなんて香港ではメジャーな遊園地も登場するので、住んでから観ると余計に面白い。それからロッコのアジトがある場所って、香港空港からエアポート・エクスプレスに乗ってたら見える海の辺りじゃないかと思うんだけど…。
精武家庭 House of Fury (2005)
Directed by Stephen Fong (馮徳倫)
102 mins
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ジリアン・チョン(鍾欣桐)を見たのは、この『ドラゴン・プロジェクト』が最初だ。かわいい娘なんだけど、クンフー場面で足もよく上がるし、型も決まってていいな、と思っていた。その後、彼女は”TWINS”というユニットであることも知り(相方は、本作にも出てたシャーリーン・チョイ)、映画やテレビで活躍しているのを見ていた。
2006年には、マレーシアで着替え中に香港メディアによる盗撮事件の被害者となり、その時は、ジャッキー・チェンはじめ50名の著名な芸能人がデモをして法律改正を訴えた。
だが、2008年1月に起きたエディソン・チャンの例の「事件」以来、公の場に出てこなかった(というより出てこれなかったんだろう)。そんな彼女も今年(2009年)7月頃から香港で活動を再開した。ジーンズのポスター・モデルなのだが、メーカー名が”TOUGH”(タフ)で、コピーが”Be Tough”である。
休んでいたときのことを語る、香港の英字新聞 "South China Morning Post" のインタビューがYouTubeにあった(英語字幕がついているのでわかりやすいかと思う)。また頑張ってほしいと思っている。
(ちなみにエディソン・チャンだが、記者会見で謝罪し、芸能界を引退したが、被害にあった女性たちには直接手紙や電話などでの謝罪は今もなされていないという。)
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2009年トニー賞授賞式をTVで見てから、ミュージカル作品賞をとった「ビリー・エリオット」の元ネタである映画「リトル・ダンサー」(00)を無性に観たくなった。
「バレエの映画」と聞いて、女子供が見る映画だと思ったら大間違い。これはおとーさんが見るべき映画の一本である。ここに出てくる父親は本当の意味で「男らしい」のだ。
ジョニー・トー監督の傑作映画「エグザイル/絆」"Exiled"(放.逐)が日本でも公開され(2008年12月6日)評判も上々と聞き、香港在住の一映画ファンとしては、なんだか嬉しく思ってしまう。
邦題に「絆」と入るのでわかる通り、これは男達の友情の物語。ジョニー・トー監督のけれん味たっぷり&いささかかっこつけすぎの演出と、スローモーションも巧みに入れたスタイリッシュな映像に引き込まれる。
さて、ぼくが持っている香港版DVDは発売初期(2006年12月28日発売)に出た限定版。なぜか安物のシステム手帳みたいな作りになっていて、そのポケットにDVDが入っている。中にはスティル写真、2007年のカレンダー、Exiledと印刷されたノート・パッドが綴じられている。最初は映画の中で小道具としてこういう手帳を使うのかな?と思ったが、全く関係ないのだ。映画はあんなにスタイリッシュでかっこいいのに、なんじゃこりゃぁ?と思わせる代物である。だが、今となっては珍品としてとって置こうと思っている。
たぶん007が好きで、長年観続けてきた人は皆この「カジノ・ロワイヤル」(別名:「右の玉も打ってくれ!」・笑)には特別な感情を抱くのではないだろうか。映画の出来が過去のシリーズの中でも屈指であるということ。ダニエル・クレイグのニュー・ボンドが過去のイメージと違うということ。最初のジェームズ・ボンド小説であったにも関わらず、長年権利の関係で映画化できなかったこと(1967年製作の「カジノ・ロワイヤル」はスプーフとして作られたので)等々である。
だが、初めて劇場でこの映画を観た時、ぼくは正直「シビれた」よ。
原作「カジノ・ロワイヤル」に描かれた複雑な内面を持つボンドを演じるのにダニエル・クレイグはうってつけだった。スティーヴ・マックイーンのような肉体派でいて、表情に影がある。短髪にしたのも若さとスポーティな感じでいい。今までの、英国紳士というダンディでシニカルなイメージはないが、ぼくはダニエル・クレイグはひょっとしたらショーン・コネリーを超える(本当の意味で)ニュー・ボンド像を作るのではないかとじつは期待しているのである。![007 カジノ・ロワイヤル スペシャル・エディション (2枚組) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51SbraXzLNL._SL160_.jpg)

文句なしの画質
今更ながら「ハイスクール・ミュージカル」"High School Musical"である。
舞台は、ニューメキシコ州アルバカーキ。新学期にイースト高校(East High)に転校してきた科学の優等生であり、ヒスパニック系の美少女ガブリエラ(ヴァネッサ・アン・ハジェンズ)とバスケ・チーム”ワイルドキャッツ”のエース、青い目の美少年トロイ(ザック・エフロン)は運命的な再会を果たす。二人は大晦日のスキー場で、突然パーティでカラオケをデュエットさせられ、携帯番号だけ交換し別れていたからだ。学校でミュージカルを上演することになり、主役のカップルを募集している時、彼らは二人で歌ったときの楽しい気分を思い出す。トロイに想いをよせるブロンドのお金持ちのお嬢さん、シャーペイ(アシュレイ・ティスデイル)と双子の弟ライアン(ルーカス・グラビール)は、毎年自分たちが主役を演じる舞台にライバルが出現したことで様々な妨害工作に出る。トロイたちは、バスケ部の親友で、アフロヘアの黒人チャド(コービン・ブルー)や、ガブリエラと同じ科学クラブで親友となった黒人美少女テイラー(モニーク・コールマン)らと共に、全ての問題が解決できる案を考え実行に移すのであった。
ま、これは大人の観客向けではないが、ティーン・エイジャー(ロー・ティーンも含む)には受けるのはわかる楽しいポップなムービーである。
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「鑑賞」と書いたが、まずは鑑賞したとまではいかなかったことを書いておく。

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