第18回(SAG)全米映画俳優組合賞 2012 18th Annual Screen Actors Guild Awards
2012年の第18回全米映画俳優組合賞の授賞式 "18th Annual Screen Actors Guild Awards" の模様が、当地香港でもFoxMoviePremiumで生中継された(2012年1月30日)。過去3年ほど香港でも放送がなかったので今年はありがたかった。
SAG Awards はアカデミー賞の前哨戦の1つ。この賞は、組合に所属する俳優が投票して決める賞なので、監督賞や脚本賞などはない。劇映画とTVの演技賞で、最優秀作品賞に代わるものが、ベスト・アンサンブル賞である。
そのアンサンブル賞を受賞したのが映画「ヘルプ 心がつなぐストーリー」。ぼくはこの作品を観て、SAG賞をとるんじゃねえ?と予想していたので当たってうれしかった。(プレゼンターはブラッド・ピット)
壇上にはキャストの面々がならび、代表してヴィオラ・デイビスが、「人種差別や性差別という汚点は黒人や女性だけのものではなく、私たち皆で背負うものです。そして、私たちはそれを変えることができるのです」と述べた。
主演女優賞もヴィオラ・デイビス(ヴァイオラと発音してたな)。助演女優賞もオクタビア・スペンサーである。この「ヘルプ〜」は本当にキャストの妙があったからねぇ。二人とも次のオスカー・レースの上位に上がったと思う。
主演男優賞は、「アーティスト」のジャン・デュジャルダンが受賞。フランス語訛りの英語で「私は悪い生徒でした。授業中いつも夢をみていました。ですが、夢を見続けていてよかったです」とスピーチした。
助演男優賞は、「人生はビギナーズ」のクリストファー・プラマーが受賞。今年82歳で、先日のゴールデングローブ賞に続く受賞はよかったと思う。ぼくはまだ観てないのだが、高齢の同性愛男性を演じているのだとか。我が家では、"ミスター・エーデルワイス"(「サウンド・オブ・ミュージック」)と呼んでいたのだが、印象が変わるよね(笑)。
アンサンブル賞候補の映画は、出演者たちが出て来て映画を紹介するのだが、「ファミリー・ツリー」では、ジョージ・クルーニーと娘役のシェイリーン・ウッドリーが登場。クルーニーは主演男優賞もとれず残念。
可笑しかったのは、「ブライドメイド」の3人(クリステン・ウィグ、マヤ・ルドルフ、メリッサ・マッカーシー)。酒を片手にあらわれ、「みんなでよく飲んだわね。飲みほしてから"スコセッシ"と言って」と笑わせる。スコセッシとは、〈巨匠〉監督マーティン・スコセッシのこと。その後の受賞者スピーチでは、皆が「スコセッシ!」と云いだす始末(笑)。
他のアンサンブル賞ノミネートは、「アーティスト」「ミッドナイト・イン・パリ」だった。
今年の生涯功労賞は、メアリー・タイラー・ムーア。日本では、「普通の人々」の母親役くらいしか馴染みがないかも知れぬ。いつもながら渋い人選だ。アメリカでは自分のTVショウもあったほどの人である。プレゼンターがディック・バン・ダイクだったのが嬉しかった。
TV部門は馴染みがないのでよくわかりませぬ。ベスト・アンサンブルは、「BOARDWALK EMPIRE」でした。
詳しくはオフィシャルHPで → here
さあ、次は2月13日の英国アカデミー賞(BAFTA)である。香港では同じチャンネルで放送されるので、楽しみである。
てなことで、スコセッシ!
18th ANNUAL SCREEN ACTORS GUILD AWARDS
02-Feb-12-Thu by nobu









